2 名前:クロ ★ [2019/01/13(日) 00:10:21.67 ID:3c+JDxsu9.net] 判断の基準となるのは、「竹田氏がどういう目的で(間に入った)ブラック・タイディングス社にカネを渡したのか。」という事と「ブラック・タイディングス社からカネを貰ったディアック氏がどういう動きをしたか。」という事だと思います。 多分、後者はもう守り切れないと思いますので、前者で「たしかにブラック・タイディングス社に委託契約をしたけど、そのカネが東京オリンピック誘致対策としてディアック氏に行くなんて思ってもいなかった。」と言い張るしかないのでしょう。実際、国会でも招致された竹田氏はそういう答弁でした。 そもそも、本件がバレたのは、ディアック氏の息子であるパパ・マッサタ・ディアックがパリの高級店でデカい買い物をして足が付いたからです。フランスでは、高額の買い物をした人についてはフランス財務省に通報が行くようです。なので、実は本件はフランス財務省筋からスタートしているんですね。それはJOCからブラック・タイディングス社にカネが流れた直後ではなかったかと記憶しています。どんなに「自分はディアック会長に票の取りまとめをするために払ったつもりはなかった」と言い張っても、最低でも「未必の故意」くらいは認定されるような気がします。 いずれにせよ、この「mise en examen」という状態はとても重いです。フランスの報道で「mise en examen」という表現を聞くと、(無罪の推定は尊重いたしますが)「アウトだろうな」と思うものです。だからこそ、先のエントリーにも書いた通り、「mise en examenになった大臣は問答無用で辞任」というフランス政治の不文律が25年以上続いているのです。 終わり