- 54 名前:あなたの1票は無駄になりました mailto:sage [2017/11/15(水) 22:06:03.46 ID:uCtYL3690.net]
- >>36
見た、トップレビューを見て大いに笑った https://www.amazon.co.jp/%E7%B7%8F%E7%90%86-%E5%B9%BB%E5%86%AC%E8%88%8E%E5%8D%98%E8%A1%8C%E6%9C%AC-%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E6%95%AC%E4%B9%8B-ebook/product-reviews/B01GFVZF9I レビュー評価が高かったので、期待して読んでみたが、、、良くも悪くも、元テレビ局(TBS)の人の 政治家取材日記であり、それ以上でも以下でもない。 確かに、著者は、政治家達と親しく、密な取材を重ねているのだろう。お蔭で、安倍さんや麻生さんと いった政治家の人となりはなんとなく伝わるし、面白いし、親近感を感じられる。 だが、この本の情報は、あくまでも著者が政治家との飲み会やおしゃべりを通じて得たもので、 それ以上でも以下でもない。 人物伝や伝記ではないので、特定の政治家の生い立ちや哲学を詳細に調べて深堀りしているわけでもない。 また、政治家以外のアクター、例えば官・財といった複数の視点からの論点や分析・考察といったものは無い。 厳しい言い方をすると、著者の情報入手方法は偏っており、得た情報も表面的なもので、それをまとめた本書は、 含蓄や深みのあるものではない。 筆者はテレビ局出身であり、学者でも新聞・雑誌記者でも伝記家でもないので、この本書の情報の薄さ・浅さは、 仕方ないのかもしれない。 ***** まぁ、一言で言うと、私には物足りなかったです。これは恐らく私がレビューを見て期待しすぎていたのでしょう。 期待しすぎることなく読めば、読みやすく面白い政治ルポルタージュだと思います。 ***** あと、本書に違和感を感じた点を2点ほど。 1.本書は、やたらと「霞が関・官僚」を「悪者・市民の敵」として描いている。マスメディア出身の著者は、霞が関を 叩けば一般読者が喜ぶ、と信じているのかもしれないが、1サラリーマンの私にとってさえ、その単純で偏った 構図には違和感を感じた。 2.本の全体を通して「こんなに政治家と親しい俺(=著者)ってすごいだろう」という自慢げな態度が嫌味なほど鼻につく。
|
|