- 343 名前:名無しさん@3周年 [2020/06/01(月) 00:45:24.75 ID:I0G1ikY/.net]
- 岩田一政せんせいは、東京大学教養学部卒業、経済企画庁、日本銀行副総裁、日本経済研究センター理事長を歴任され、金融関係のご著書も数多い人です。
ところで岩田一政著「量的・質的金融緩和2014年」をペラペラ読むと、上手な嘘吐き方法が学べて振込詐欺の手法が学べます、、、笑。 この説明のため>>114の日銀の貸借対照表(2013年、大雑把)を次のとおりとする 資産 負債 短期国債 210兆円 当座預金 200兆円 長期国債 090兆円 銀行券 100兆円 資本金 1億円 (注目、次から省略) これは勘定科目を、長期国債、短期国債、当座勘定、銀行券の2つから4つに増やしただけです。 「量的・質的金融緩和2014年」には、次のようなご高説があった。 資産の長期国債額(90兆円)は、負債の銀行券(100兆円)以内でなければない そうしないと負債と資産の「期間ミスマッチ」が生じて大変なことになる 仮に日銀が民間銀行から国債50兆円を買うと、 @ 短期国債 210兆円 当座預金 250兆円 長期国債 140兆円 銀行券 100兆円 となり、もしも民間銀行が銀行券での売却を希望したとすれば A 短期国債 210兆円 当座預金 200兆円 長期国債 140兆円 銀行券 150兆円 となり、銀行券の枚数を数えるだけで仕事になりません、、、、大笑い また仮に、売買後に民間銀行がその当座預金分の銀行券を望めば、 のとおりとなる。 すると「長期国債残高は銀行券残高内に留めないと期間ミスマッチが生じる」てな岩田一政せんせいのご高説は何の意味もない。 その他に「量的・質的金融緩和2014年」では、「日銀の財務の健全性が損なわれる大問題だ」てなご高説もあった。 これは、仮に長期国債に90兆円から80兆円へと評価損が発生したとすると 短期国債 210兆円 当座預金 200兆円 長期国債 080兆円 銀行券 100兆円 資本金 マイナス10兆円 となるが、発券銀行たる日銀の資本金がマイナスになったとして、世界中の誰一人騒がない。
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