- 1 名前:あんたレスφ ★ [2010/02/24(水) 14:02:56 ID:???]
-
肝臓がん細胞からiPS成功、再生医療へ一歩 肝臓がんの細胞に低分子化合物を加えるだけで、人間のiPS細胞(新型万能細胞) を作り出すことに成功したと、米ハーバード大の森口尚史研究員らが23日、 東京で開かれた国際会議で発表した。 遺伝子操作を伴わない安全なiPS細胞の作製につながる方法で、再生医療の実現に向けた一歩 として注目されそうだ。 山中伸弥・京都大教授が開発したiPS細胞の作製方法は、皮膚細胞などに3〜4種類の遺伝子 を導入する。この方法では細胞の染色体が傷ついたり、発がん性のある導入遺伝子が細胞内に残留 したりし、がん化しやすいのが課題だった。 森口さんらは、肝臓がんの細胞では元々、必要な遺伝子が過剰に働いていることに着目。化合物 や抗がん剤で遺伝子の働きを10分の1〜3分の1に抑えて正常な肝臓細胞に近い状態にした後、 遺伝子の働きを少し元に戻すとiPS細胞ができた。がん細胞は染色体の数などに異常があるが、 作られたiPS細胞は正常で、肝臓や腸管、筋肉などの細胞に変化させることができた。 ▽ ソース YOMIURI ONLINE www.yomiuri.co.jp/science/news/20100224-OYT1T00252.htm
|
|