- 308 名前:名無しのひみつ [2020/10/16(金) 08:50:03.15 ID:H6PZI/el.net]
- 戦前日本軍は統帥権を盾にして政治によるコントロールを排除して
独走暴走したため、外交による政治的なやり取りは信用されなかった。 もともと、ハリマンとのシベリア鉄道共同経営案がほとんど決まり 掛かっていたのを、日露戦争の戦後の交渉役をしていた外交官 小村寿太郎が強硬に主張して一方的に破談にした。アメリカは 日露戦争で日本の戦時国債を買い、ロシアとの停戦終戦に仲介役 を務めて、もしも日本がこれ以上戦争を継続すれば経済的に破綻 して、長期戦を戦えない状況になりつつあった手前で戦争を 停めた恩を忘れてと怒った。 だから、日米戦争前の日米交渉をしていたとしても、日本の約束や 外交はあてにならないと考えて、真面目に取り合っていなかったと 思う。約束してもどうせすぐに反故にするだろうから。 そうして実際に日米交渉中に日本軍は、南部仏印進駐を行ったので、 アメリカは完全にキレた。
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