- 1 名前:しじみ ★ mailto:sage [2017/12/17(日) 07:20:21.88 ID:CAP_USER.net]
- 島根大医学部(島根県出雲市)が、患者自身の骨を加工した「骨ねじ」を使って骨折部分を固定する新たな治療に取り組んでいる。
国内初の臨床応用として10年間で患者12人に手術し、8割を超す10人は術後の経過が良好という。 研究グループは「骨ねじは異物反応がなく、金属ボルトのように再度の除去手術も必要なく、患者の負担も減らせる」としている。 研究グループの内尾祐司教授らが15日に成果を発表した。 内尾教授らによると、骨折の固定手術を行う際、すねなどからピーナツ程度の大きさの骨片を採取。 手術室に置いた加工機を使ってその場でねじに加工し、骨折を固定する。術後数カ月で周りの骨と同化し、 採取した部分の骨も自然に修復されるという。 2006年に大学の倫理委員会の承認を得て臨床研究を開始。今年までに10代後半〜60代の男女12人が手術を受けた。 10人は骨の結合など経過が良好で、うち7人は術後1年以上経過した。 一方、合併症による再手術が1例、退院後の採取部分の骨折が1例あった。 研究グループは「手術の成功率は通常の治療と比べても遜色ない」としている。 治療法は人気テレビドラマ「ドクターX」でも紹介された。 島根大は現在、地元企業などと新型の加工機を共同開発しており、今年9月に試作機が完成。 従来約1時間かかっていた加工時間の短縮、ねじ以外の形状への加工などを目指している。 関連ソース画像 https://amd.c.yimg.jp/im_siggtRQPNqupaZVL7K_wZjPH.A---x280-y400-q90-exp3h-pril/amd/20171216-00000002-mai-000-5-view.jpg 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20171216/k00/00m/040/209000c
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