- 102 名前:名無しさん@引く手あまた [2006/12/04(月) 00:52:01 ID:S/LgzFSN]
- タクシー運転手は底辺重労働者である。それは経験した者でなければわからないだろう。
ILO(国際労働機関)条約では長時間路面労働の場合、十六時間を超えてはならないことになっている。 また十六時間労働の中で二時間以上の休憩をとらなければならない。 だが、ILO条約に従うと家族四人の食いぶちを稼ぐことはできない。 タクシー運転手はひと出番で二十四時間稼動してようやく家族四人の生活が保障されるシステムになっている。 つまり十六時間労働で二時間以上の休憩をとっていた日には干上ってしまうのだ。 このシステムは限りなく疲労を蓄積し、身体を蝕んでいく。 疲労を蓄積していくタクシー運転手は思考停止状態に陥る。 明け番の日にはひたすら蓄積した疲労を解消するためにひねもすだらだらと床に寝そべっていた。
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