- 601 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2007/09/11(火) 21:05:48 ID:YESyav43]
- 「げほっげほっ」
ここは落ちぶれ荘というアパートの一室、南光太郎は病で倒れていた クライシスとの戦いから約20年 彼は定職につかずぶらぶらしてるうちに年をとり、どこにも就職することもかなわなくなった 無論独身である 彼はかつてはもてもてだった。そう、ライバルだった信彦とは比べ物にならないほど クライシスとの戦いのあと、彼はソープ嬢のひもになった その生活は10年ほど続いたが女は光太郎の元を去った その頃にはかつての精悍だった面影はなく、だらしない一人のニートが存在するだけだった 光太郎自身の劣化にあわせてキングストーンの力も弱くなった バイオライダーのゲル化は移動能力を失いただの水溜りにしかならず、ロボライダーは錆び だらけで動かず、ボルティックシューターはBB弾に、リボルケインはただの杖と化した 食べ物には困らない。太陽がある限り仮面ライダーブラックRXは不死身なのだから 先日光太郎は政府がやった国家公務員再チャレンジ試験を受けた 結果は・・・、頭脳派ではない光太郎には荷が重かった どんどん、「南さん、家賃払ってや」 ちっ、また大家か、家賃の半年分ぐらいまけろや。毒づきながら光太郎はバケツを用意する 「入るでー」大家は入ってきたが光太郎を発見できない。今彼はバケツの中の水と化してるのだ。 大家は帰った。仮面ライダーブラックRXは悪の資本家を撃退したのだ。 仮面ライダーブラックRXの戦いは終わらない。この世に悪がある限り。
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