- 257 名前:この子の名無しのお祝いに [04/02/08 02:19 ID:ll97v2ki]
- >>221
いままで和賀は冷たくされたりいじめられたりしたことがあったけど、 三木夫婦にご飯を食べさせてもらったり優しくされて 優しくされることが意味もなく怖かったのだと思う。 この優しい人達がもし今度自分のことを拒否したら こんどこそ自分(和賀)の心が壊れてしまいそうだったのだと思う。 人の心の優しさを知って、余計にそれがなくなる時が怖かったのだと思う。 今まではあっちいけとか言われてもそういうものにはカラを被って我慢できたけど、 心が三木夫婦の優しさにふれてガチガチに固めていたカラが割れてきていたから もし今度三木夫婦にも拒絶されたら、 今度こそ自分がどうして頑張っていけばいいのか 失う優しさが怖かったのではないかと思う。 だから、拒絶されるよりも自分から拒絶してしまおうと三木夫婦のところから 出ていったのではないかと思う。 優しさになれていない和賀には、優しさを拒絶されるのが怖かったのだと思う。 それなら自分から先に拒否して生きていこうと思っていたのだと思う。
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