- 138 名前:名無しさん [2011/07/16(土) 20:19:43.15 ID:572z0ofH]
- ところが、追い込まれた形となった菅首相は、奇跡の延命打開策を見つけていたのだ。それは、
6月15日、ソフトバンクの孫正義社長からもたらされていた「エネルギーシフト構想」である。 すでに5月、首相官邸で会談していた二人は、この日の勉強会の席上で 改めて固い握手を交わすことで、「脱原発」で共闘することを確認したのだった。 6月28日には、菅首相はさらに態度を明らかにさせ、「次期総選挙ではエネルギー政策が最大の争点」 とアジェンダセッティングまでしてみせる。そして、7月になると、さらに菅首相は「脱原発」 の方針を旗幟鮮明にし、九州電力の玄海原発のやらせメール問題発覚を機に、 ストレステストの実施を発表し、原発政策にブレーキをかけた。さらにそれに呼応するように、 孫社長が自然エネルギー協議会の総会を開き、全国35の道府県が参加し、脱原発の動きを決定付けた。 そして、側近の多くも反対する中、菅首相は記者会見を開き、脱原発を正式に表明したのだった。 孫構想がそのまま菅首相の「脱原発」政策の骨子に きっかけは孫正義氏の一連の動きになる。本コラムでは何度も書いたとおり、脱原発は窮地の菅首相にとって 「蜘蛛の糸」であった。その糸をたらしたのが孫社長である。4月22日、自由報道協会でエネルギーシフトの 可能性について記者会見した孫氏の構想の内容がそのまま、菅首相の「脱原発」政策の骨子になっている。 当時、孫氏は次のように説明している。 「世界的な原発の廃炉の年数は平均22年。また国際ルールでは、40年で原子炉を廃炉にしなければならない。 つまり、今後、新規に原発を造らなければ、2030年、遅くとも2050年までには脱原発を達成できる」 その代替エネルギーが自然再生エネルギーなのである。 菅首相は孫氏から垂らされた「蜘蛛の糸」に捉まり、最後の賭けにでた。その結果、原発推進の アンシャンレジームから総攻撃を受けている。果たして原発利権に汚染された日本の社会構造の大変革は 達成できるのだろうか。菅首相と孫社長という不思議な組み合わせによる「夏の陣」はいま始まったばかりだ。 diamond.jp/articles/-/13139?page=2 diamond.jp/articles/-/13139?page=3
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