- 604 名前:名無し野電車区 mailto:sage [2009/11/23(月) 14:36:32 ID:OYtrUAuW0]
- 引退ブルトレ、今も快走 JR九州、臨時列車に乗客殺到
ttp://www.asahi.com/travel/news/SEB200911210031.html 利用者の減少で3月限りで九州から姿を消したはずの寝台特急(ブルートレイン)が、今も走り続けている。 JR九州が6月に臨時列車を運行させたところ、乗車希望者が殺到。その後も各地を走り、11月以降、12月 上旬までは毎週末のように予定が決まっている。同社は車両を09年度で処分する予定だったが、予想外の 人気に運用計画を延長。もうしばらく、青い車体を見ることができそうだ。 7日午前11時。05年まで長崎と東京を結んだ「さくら」が長崎駅に入ってきた。同社長崎支社が「ブルトレ郷 愁の旅」と題して企画した長崎発門司港(北九州市)行きの臨時列車だ。ホームはカメラを持ったファンで埋ま った。一般の乗降客も携帯電話で撮影に加わる。 4両の車内は満席。約80人の乗客のうち、50人以上が石川や茨城、奈良など遠方を含む県外からの参加 者だ。京都市の大学2年生、広岡啓一郎さん(26)はブルトレ引退後の乗車は2度目となる。引退前には、博 多に住む友人に会うため、京都と長崎を結んだ「あかつき」を度々使っていた。「夜景を眺めるのが好きだった。 まだ走っていると知り、このチャンスに乗っておきたかった」 長崎市の三藤文枝さん(67)は懐かしさのあまり、旅行友達2人と乗車した。「昔は旅と言えば、夜行列車だ った。ゆったりした雰囲気が好き。今の列車は速いばかりで面白くない」 門司港駅までの約8時間、ブルトレは運行中、注目されっぱなしだった。最後尾の車両は停車駅ごとに「さく ら」「富士」「はやぶさ」と列車名を表示するテールマークを替え、ファンを喜ばせた。通過駅ではカメラを構えた ファンが待ちかまえ、沿線では通りかかった人が足を止めた。海老津駅(福岡県岡垣町)で、高校帰りの井上 麻里央さん(17)は「何これ? 車内にベッドがあるよ」と、友だちと大はしゃぎだった。 車両は昭和40年代製。内装はきれいだが、車体の外壁の一部ははがれ、赤茶色にさびている。「乗務経験 者でないと車両の扱いが分からない」という理由で、ベテラン車掌3人が、長崎や博多の車掌センターから呼 ばれた。
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