- 172 名前:一二支縁起批判 [2014/08/14(木) 10:29:21.74 ID:R+w2j44i]
- >>134
>これもマハーカッサパ教として否定するんだな? 単なる表層的な誤解でしかなありません。 そもそも『業』=行為・因、『報』=結果・果と、【輪廻転生】とは別問題です。 第一義空経の『業報』には、おどろおどろしいカルマ(業)のすべてを搭載した空想データベースという「業報輪廻転生論」のような世俗相一切外妄想を内包させてはいません。 ★単純で無意味な<関係性>でしかない。 第一義空経はむしろマハーカッサパ教批判の経文です。 第一義空経は明解に「縁起」を説明し、十二支縁起(俗數法)の批判を通して業報輪廻転生論を事実上否定したものです。 <除俗數法>=十二支縁起を排除する、は当然です。 そもそも無量の諸要素の集合(無我)変化(無常)を伴うネットワーク<的>関係性(密度濃度変化:方便)の如くという縁起の様相に 根源的な起発点(無明)などありえないのではないのでしょうか。 ★十二支縁起は特因特果・一因一果論であり、無量因無量果(多因多果)の縁起とは整合性がありません。 現代超弦宇宙物理学からみても、哲学的にみてもまったくナンセンスといわざるを得ません。 <風が吹けば桶屋が儲かる>と同じ程度のナンセンスなレトリックです。 ★【第一義空経】で十二支縁起が批判排除され(除俗数法)ているのは当然で、 それに伴って、ワンセットである業報輪廻転生論も批判排除(一切法門外に放逐)されたと見るのが自然です。 www.icabs.ac.jp/frontia/summary-imanishi-20091205.html 勝義では『不實而生(滅)』=不生不滅(生滅の相対に非ずの様相)の如く、 世俗への還滅で、『生已盡滅』=生成即消滅(生滅相殺の様相)ですから、 ★業報輪廻転生論が世俗のことだとしても『生已盡滅』=生成即消滅(生滅相殺の様相)に転生論の立論の余地はありません。 広大な荘園を抱えて超リッチな貴族階級生活の宮殿の奥でヒマを持て余していたスコラ坊主たちの理論は、 精密だが、実は砂上の楼閣の如き妄想様相だったといえましょう。
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