- 83 名前:神も仏も名無しさん mailto:sage [2013/12/02(月) 18:09:16.48 ID:60UFLKjf]
- >>82
> あるというならそれを書いてみなさい。 大乗の最初に編纂された『般若経』は、 縁起・空・涅槃などを理論によって説いているために 難解すぎて一般人には理解できませんでした。 『法華経』では、理論よりも比喩に重きを置き イメージ的に縁起・空・涅槃が説かれています。 大乗仏教の特徴は、釈尊の説かれた内容を 象徴的、比喩的に表わしたことですが そのはしりとなった経典が『法華経』です。 「人間は考える葦である」 という表現は、人間を葦に譬えています。 このような譬えに満ちている経典が法華経です。 一文だけ例を挙げれば、 如来寿量品第十六より〜 「如来の演ぶる所の経典は、皆衆生を度脱せんが為なり」 ここでいう経典とは、事物・現象のことです。 如来とは、法(真理)のことですから 「縁起・空」のことです。 縁起・空によって事物・現象はあり、 この事物・現象によって 衆生は真理を知ることができます。
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