- 113 名前:神も仏も名無しさん [2008/11/23(日) 23:30:45 ID:ZZKdbvh7]
- >>109
人間の認識能力を超えた「真の実在」などは、人間にとっては無関係。 それぞれの動物は、それぞれの生存に必要な認識能力と心身のプログラムを 有する。それらを超えたものは、その動物の生存にとっては無関係。 人間が、その認識能力以外のものを認識しようとすると、却ってそのプログラム が破壊され、人間が人間ではなくなる。人間が破壊される。 素粒子も自然の法則も、人間が認識できて、はじめて人間との関連が生じる。 それまでは、人間とは無関係。 天体が動こうと、地球が動こうと、それを知るまでは、人間の生活には無関係 だった。 人間は、人間の身の程を知り、その認識能力の範囲内で生存に専念すること。 人間がコウモリになる必要はなく、また、なってはならないのである。 ゴキブリに神が知覚できれば、ゴキブリにとっては神が実在し、その生存に関係 する。人間には、神は知覚できないから、人間にとっては神は実在せず、従って 人間には関係ない。 旧約聖書では、人間がその自然状態を離れて神のようになり、善悪を知ることを、 「原罪」として戒めている。 釈迦は、神や霊、前世・来世など、人間が考えても無意味なものは考えるな、と 戒めた。 いずれも、人間としての身の程を知り、人間であり続けることの大切さを説いた ものである。
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