- 44 名前:神も仏も名無しさん [2008/11/01(土) 03:41:08 ID:1pHBPNmv]
- 『けれども、「シャカは二九歳の時、王宮を出て求道生活に入り、六年後には悟りを開いて、仏に
なったではないか。いったいいつ、彼がそんなに長い修行を積んだというのか」という疑問を持つ人 もいるでしょう。しかし、仏教は輪廻説に立っている、ということを思い起こしてください。 シャカは何度も何度も過去において生まれ変わりながら、「前世」(前生)で長いあいだ一心に修行 を積んできたと、仏教では考えているのです。そしてついに悟りを開いて、仏になったのだと。 ですからもし仏教の考え方で行けば、あなたが先ほど述べた長大な期間の修行を、すでに「前世」 で終えているとすれば、あなたは現世を最後に仏になれるでしょう・・もっとも「前世」というようなもの が、本当にあったとしての話ですが。』(仏教の「修行」キリスト教の「贖い」) > それは正解です。 ゴータマも6年間だけの出家修行だけで仏陀になったわけではありません。この人生の歩みその ものも云わば大きな修行そのものなのであって、今生は前世からの継続であり、そして今生の人生 のあり方が来世にまた引き継がれていくのです。そしていつか学びの必要がなくなった段階に達す れば、ピタッと転生は止むことになる。 人間、死ねばそれで済む話はなく、自分の行為の結果は次の生において自分に返ってくることに なります。善行は善果を受け、悪行は悪果の報いがあるのは当然のこと。あの世でどうこうではな く・・人生経験について学ぶ必要があって生を受けているのですから、必要な学びが終了して卒業で きるまでは繰り返し転生します。 前スレで詳しく投稿したように、イエスの時代も生まれ変わりの考えはごく当たり前として民衆に浸 透しており、イエスも転生というものについては認めていた。そしてパプテスマのヨハネがエリアの転 生者であると名言しました。 《[我汝らに告ぐ。エリアは既に来たれり。然れど人々はこれを知らず、反って心のままにあしらへり。 かくの如く、人の子もまた人々より苦しめらるべし。]ここに弟子たちパプテスマのヨハネを指して言 い給ひしなるを悟れリ。》(マタイ17章12〜13節)
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