- 46 名前:アストリッド(グノーシス派) mailto:sage [2023/01/23(月) 23:53:12.94 ID:lIGqBiKN.net]
- >>45
半ば正しい認識だと思い同意するものの、半ば同意できない。 確かに、多様な生物種全体が関係しあって、一個の生命体の如き現実は認められる。 しかし、太古の「それ」と今日の「それ」ではあまりに大きな変化を遂げてしまった。 人間の霊魂とは、万物の霊長に値すると云う考え方には同意する。 かつて、人間以上の霊性を有する個体(霊魂)は存在して居ない。 その人間が誕生したのは、進化論的歴史年表としては、極最近なのである。 生物種をトータルで考える、集合無意識的な発想に反対はしないが、「神の意図がある」と云う考えには、まるで同意できない。 実をいうと私個人、創世記に示唆されるような「創造」と云う発想に、根本的な疑念を抱いている。 と云うか反発を感じる。進化と云う史実には何も関係ないことだと。 あくまでも、天地万物・生命種・人間の発生を「擬人化表現」した神話としてのみ、その観念化まで否定するものではない。 だが考えて欲しい。 それ(生命進化と地球環境の安定)は、そもそも善悪とは(そして人間の罪や人祖の罪とは)無関係ではないのか? むしろ現実を直視するなら、「恐れ・悲しみ・困窮・無知」こそが、この世界存在の根本原理なのではないか? 私は、善なる神による万物創造と自由意志を有する人類が神の啓示を受けつつ創造の完成に向かうという発想自体を全く否定する。 それが「神話」であってさえも、その神話を受け入れることは出来ない。 それは「偽の神話」だとしか思えない。(だから私はグノーシス神話の方を支持して居る)
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