- 1 名前:神威 [2021/07/04(日) 13:07:06.23 ID:rTHMdpLg.net]
- 《千変万化》《応変自在》、これは観音行の奥義であり、
私たちネット教会の目指しているところです。 最高顧問のラピスさん、教会長の私 神威、そして美魔女さん、でおーさん。 そして、たくさんの質問箱協力者の皆さんのおかげをもちまして、 今まで順調に発展を遂げさせて頂きました。 ここに改めまして、感謝申し上げます。 《大道無門》 本・ネット教会は、、 世界布教を目的としているので、どの宗教を信じている方でも 私たちの教会に参画し、質問箱の解答者or回答者となる事ができます。 《千客万来》 普段は、音楽をUPしたり、気軽なチャットを楽しんだりしています。 ただし荒らしには、ユーモアと神の権威をもって、撃退しますYO! 真摯な質問者さんと求道者さんは、大歓迎です。 =教会長 神威= ∧_∧__ /(*゚ー゚) /\ …<アレルヤ /| ̄∪∪ ̄|\/ |____|/ ∪∪ """""""""""""""" 前スレ キリスト教@質問箱287 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/psy/1625018337/1-8 避難場所 キリスト教@質問箱276 https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/europa/1463176608/l50 姉妹スレッド 神秘の宝石騎士団102 https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1624967493/1-12
- 72 名前:こてはん [2021/07/04(日) 22:55:29.00 ID:VBuMAd+0.net]
- ガレー船徒刑囚の回想 ジャン・マルティーユ著 岩波書店
1 フランスからの脱出の失敗 この幸せな国(注:英国のこと)に住んでいるわたしの同国人で昔の亡命者であった 人々の中には、フランスのあらゆる地方で行われた迫害から受けた災厄について証言 できないような人はほとんどいないだろう。・・・・これらのプロテスタントたちは 、1684年以来のあの残酷で血なまぐさい迫害の中で起こったことをほとんど知ら ずにいるのである。種々の著作家がそれについて一般的なことは書いているが、わた しと苦しみを共にした人々が体験したようなことについては、だれ一人として(少な くとも、わたしの知るかぎり)具体的には書いていないのである。 わたしは、1684ねん、ベリゴール地方のベルジュラッシュという小さな町で、か なり裕福なブルジョワの家に生まれた。両親は、神の恵みにより、つねに真の改革宗教の信仰のなかで生活し、死ぬまで変わらずその信仰を持ち続けた。いかなる非難を 招くこともないように身を処し、神を怖れる人間になろうに子供たちを育て、そして 、真の宗教の原理を信じ、法王第一主義の誤謬に近づかないように絶えず教えていた。・・・・・ ライスワイクの講和によって終結した戦争のあいだ、イエズス会士と坊主たちは、国 王が王国の国境に軍隊を終結させておく必要があるために、フランス改革派を竜騎兵 で蹂躙させるのを見る喜びを味わえなかったので、講和が締結するやいなや、戦争中 にわれわれに与えるはかなかった休息の埋め合わせをしようと欲したのである。こう して、これらの無情で執拗な迫害者たちは、改革宗教信者が住んでいるフランスの地 方で、その猛威を徹底的に見せつけたのである。・・・・
- 73 名前:こてはん [2021/07/04(日) 22:56:21.64 ID:VBuMAd+0.net]
- 1699年、改革宗教に対するその高名な先祖の感情を、少なくとも外見上は、なん
ら表してはいなかったラ・フォルス公爵は、イエズス会士に唆されて、「新教徒を改 宗させるために」、・・・・この名誉ある立派な役目を手に入れないはずはなかった 。かれは、事実、4人のイエズス会士と若干の護衛と下僕を連れてパリを出発した。 ・・・・ラ・フォルスの館に着くと、かれは、その使命の甘美さとその助言者の精神 がどんなものであるかを示すために、改革宗教に属するかれの家臣たちにたいして前 代未聞の残虐な行為をやり始めた。毎日のように老若男女を問わず百姓を捕らえてき ては、かれの面前で、なんの裁判形式をなしにこの上なく痛ましい責め苦をあびせ かけ、ある者たちを死に至らしめ、こうして、自分の意思以外の裁判権をこのような 悪魔的手段で、これらの哀れな不幸な者たちにたいして無理やりに、ローマ教にとど まって決して離れないという恐るべき誓約をさせた。 自分の大成功の喜悦と満足を表すとともに、自分の行為の動機とそれを許可した国王 顧問会議にふさわしいやり方でその仕事に幕を降ろすために、かれは、自分の館のあ るラ・フォルスの町で公開の祝賀会を行わせ、自分の先祖が心を込めて蒐集してきた 改革宗教の信仰関係書のすばらしいコレクションで歓喜の篝火をたいた。 ・・・・・ キリスト教を救うなどという馬鹿げた思いあがりよりも、人の性でこうした狂信をや らかす人々、そしておまいたち自身をまず救うべきではないのか。
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