- 594 名前:仕様書無しさん mailto:sage [2006/04/21(金) 23:01:54 ]
- >>592
結論から言うと紙袋へ排気した空気を再吸入しても 症状は治まらなかった。 脳の延髄(えんずい)という小脳の下にある呼吸中枢が、 血中の酸素が増加し二酸化炭素濃度が減少すると、 本来、呼吸を抑えなければならないのに、 逆に、呼吸をしなさい・・・という指令を出してしまい、 呼吸する結果、ますます血中酸素濃度が上がり、 二酸化炭素濃度が下がり、また呼吸指令が出る・・・という悪循環のループ になるように延髄ではプログラムがされている。 その結果、呼吸の暴走、全身の筋肉の硬直、 という激症が起こる。 そのループをきるために、排気した二酸化炭素を 肺で再吸入させようと考えられたのが紙袋での 呼吸法で、医学書には書いてあるが、実際の効果は無い。 激症時、医者は注射式の即効性の精神安定剤を使ったと 説明していた。 慢性化した後は、(弱めの)抗不安薬と、(弱めの)抗うつ剤が併用された。 幸い、薬が良く効き、人生が嘘のように変わった。 地獄でのたうち回る毎日が、天国へ変わった。
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