- 604 名前:570 [2005/09/02(金) 00:12:23 ]
- その後に仕事の説教が始まった。新人の頃の初期のミスを掘り返して説教
してきた。説教するほどに彼は興奮してきた。上司の目が濃い黄色に見えて きた。いつの間にか周囲には俺と上司しかいないような錯覚になってきた。 体が燃えるように熱くなってきた。喉が干上がりそうになってきた。目の奥が チカチカしてきた。 俺はトイレに走って、便器に吐き散らした。吐いても吐いても胃が痙攣をやめ ない。激しい悪寒までしてきて、吐くものがなくなると赤い液が出てきた。血だ った。気を失いそうになった。 戻るとジョッキにもう一杯のチャンポンが注がれていた。 「第2ラウンド、カァーーーン!」 「○×課長、そろそろお止めください」 先輩と同僚達が懇願して、何とか祭りは終わった。 「ああいうウツっぽい顔見ると、無性に腹が立ってくるんだよ」 帰り際にそう吐き捨てるように言われた。 ああ、書いてて克明に思い出してきた。苦しい。キーボードを打てなくなりそう なので、これまで。明日の朝の分のクスリ、飲んで寝よう。
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