- 138 名前:仕様書無しさん mailto:sage [03/06/08 12:17]
- 6月6日の日記より
-------------------------------------------------- 「ここで注意したいのは、この議論はあくまで「HTMLメールマガジン」が対象という点である。 つまり、個人間のHTMLメールのやりとりのことは議論の対象外だ。spamではなく、 メールマガジンなので、オプトイン方式(受信者が望んで受け取っているもの)であるとする。」 -------------------------------------------------- この文章を読むと、ひろみちゅが、「事業者が何故HTMLメールを使いたいのか、その心理を踏まえていない」 ことがわかる。 「spamではなく」という限定をした時点で、結論が見えている。本当は、事業者はspamを送りたがっている。それは、 ユーザー登録フォームのつくりなどを見ればすぐにわかる。ユーザーがメールを受信するかどうかの質問のための チェックボックスはデフォルトオンで表示され、しかも後ろの方にこっそりおかれている。 ユーザーが登録画面でいろんなデータを入力して、入力に疲れたときにチェックボックスがあらわれる。 多くの人は、そのまま送信するだろう。だから、事業者はオプトインの条件を満足させながら、 実質spamを送ることができる。 「HTMLマガジンはWebサーバ上に置けばいい」というひろみちゅの指摘は、事業者には受け入れがたい。なぜなら、 広告はファーストインプレッションが大事だからだ。 メールを開いた瞬間に色とりどりに彩色されて、購買意欲を書き立てるような「絵」が、画面に広がらなくてはいけない。 URLだけちょこんとかかれていても、ユーザーはクリックなどしない可能性が高い。 ちょこんとかかれたURLを自動的に表示するようにMUAが構成されていれば問題ないが、 それでは別のセキュリティー問題が発生するだろう。
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