- 777 名前:※この文は「高コストの実例」です。 mailto:sage [2008/06/15(日) 16:00:52 ]
- 漢字としての空の字義は「空理空論」のほうで、
日本語の「いろ」など感覚世界はこちらになる。 「仏教用語の空」はそれとは相容れない概念で、 つまり独立したものではなく、排他的分類枠だ。 「仏教用語の空」は将《まさ》に空理空論を排し 論理合理性などを実現するための概念枠で、 言語世界での形容詞類の機能の前提となる 各種の等価性(の拡張)から成っている。 形容…形と容の(排他的分類枠の)列挙のうち、 類似による経験としての解釈=方針決定の 構成である感覚機能(官能)に使われるのが、 費用対効果などの効率=到達と成功:達成を 成果から返り見て要求条件やコストの少なさ、 安さを高く評価するのが美(達成)のイデア、 矢印に喩えられる全体的統計的傾向性型の 同等性による形容空間(=形容の形)であって、 「少ないことは優れていることだ」というルールで もう一方の「大きいことは良いことだ」という容器 タイプの関係性(による等価性)とは区別される。 十人十色という時の色=漢字本来の意味であり 仏教用語の色は後者に属する=量記述文脈・ 量型関係(例:権利と義務)に対応する量以外の 付加的な情報(例:語義などの正当性)で、 「量的関係」だが(量ではないので)色形容詞は 量的等価交換「以外」の情報を担い、量だけで あれば同心円(球)で表せる容器・包含型関係性 に特色の要素を与えている。これが数・多少型の 下位部分選択・兼任・所有所属型関係であれば、 角度・方位的な分離として特定性による評価で 部分(への指定)が全部(への指定)を兼ねる、 (包含=ORではなく)AND型の価値順序尺度、 そして(特色でなく)比較型同尺度間関係になる。etc
|

|