- 42 名前:仕様書無しさん mailto:sage [2008/06/03(火) 13:14:43 ]
- 335 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/04/18(水) 05:44:08 ID:PjseVwRaO
信じられないだろうが、今体験したばかりなので興奮覚めやらぬ内に記す。 昨日から寒い夜が続いていたので俺はベッドに猫(♀三歳・名前はシルモンド)を 引っ張りこんで寝ていた。 約二時間ほど前、大体深夜三時くらいに俺は金縛りにあった。 ベッドのすぐ横に女が立っていた。 顔の右上が弾け飛んだザクロみたいにグチャグチャになっていて、残った左目がすごい殺気と 怨念をはらんでいて、ぶっちゃけもう心臓止まりそうだった。 必死にお経を唱えるが女は全然平気。 シルモンドが追い払ってくれるかと期待したいが、いかんせん日頃の愚猫ぶりでは無理だろう。 そうこうしてるうちに女がゆっくり俺の首に手をかけてきた、妙に湿った感触と 原色ピンクのマニキュアが生々しく、マジに死を覚悟した。 ぐいぐいと絞められて意識が白む、もうダメ、と思ったとき少し手の力が弛んだ。 うっすらと女をチラ見すると女の視線が俺の脇に注がれてる。 そこはシルモンドの定位置だ。シルモンドが起きた?でかしたシルモンド!はやく追っ払え!とすがるが どうも違うらしい。 女はチラチラとシルモンドを見ながら俺の首締めを再開。 しかし明らかに身が入ってないらしく全然力が弱い。 挙げ句に片手を離してシルモンドをナデ始めた気配。 女の顔はもう完全に猫に向いているし、妙にニコニコしてる。 お義理で俺の首に置いてた右手(シルモンドに気付いてからは絞めるってよりは置く感じ)も シルモンドに向かい何やら肉球を触って遊んでいるような仕草。 俺はほったらかしにされ、ホッとしつつ金縛りのまま二時間。 女は何時の間にかいなくなってました。 本当についさっきの出来事です。
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