- 295 名前:仕様書無しさん mailto:sage [2008/06/18(水) 19:05:43 ]
- ある男が銀行を訪れて言った。
「100ドルほど貸して欲しいんだが」 少額の融資申し込みだったが、銀行の担当者は慇懃に問い返した。 「何か担保になるものはお持ちでしょうか?」 「そうだな。ちょうど今駐車場に俺のフェラーリが停めてあるから、それでどうだい?」 「フェラーリで100ドルのご融資でございますか?」 担当者は訝しがりつつ、男の案内でフェラーリを見に行った。駐車場には、 最新型フェラーリの新車が停めてあり、登録証を見ると確かに男の車だった。 担当者は驚いて言った。 「失礼ですがお客様、このお車でしたら、30万ドルほどご融資できますが…」 「いや、100ドルでいいんだよ」 担当者は困惑したが、断る理由もないので、手続きを済ませて100ドルを男に融資した。 銀行側は大事な担保に何かあってはいけないと、重役専用の駐車場にフェラーリを移し、 細心の注意で管理した。 6週間後、男が再び銀行を訪れ、元金の100ドルと、利息の6ドルを支払って言った。 「ニューカレドニアは最高だったよ」
|

|