- 214 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2010/05/17(月) 01:23:39 ID:UWiUOmi+]
- それが安物断裁機の限界。
安物は、中華製を指している訳じゃなくて、 実売5万円以下のなら、そういう現象は起きると思って良い。 断裁面が斜めになるのは、一次的には刃で切るのが原因。 なんのことやらわからないだろうけど、 刃は当然厚みがあって、それが切れる部分で厚みゼロになる。 1枚の紙を切るとき、刃が食い込むにつれて、切れ端は逃げようとする。 すると、その摩擦で下の紙を引っ張っていってしまう。 本をばらす場合は、切れ端の方が綴じてあるわけだから、 摩擦が大きくなり、引っ張る力が強くて、さらに顕著に現れる。 断裁幅が、上下で異なるのは、一次的には刃が動くことが原因。 刃は垂直に下りてきている訳じゃない。 極端に言えば、包丁で刺身を切るように、斜めに下りてくる。 これにより、比較的軽い力で切れるようになっている。 それで、刃がスライドすることによって、 当然、そっちに紙を引っ張ろうとする力が発生する。 すると摩擦で下の紙も引っ張ろうとする。 それで、上記の動きと相まって、紙束(このスレの場合は本)を ねじる方向に力が働くので、断裁面の両端で、 紙がずれる量が、異なるという現象になる。
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