- 615 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage:38sd [2007/06/19(火) 20:32:49 ID:knnrrvik]
- >>613の見方を書いておくと、
垂直軸が明度、水平軸がその明度における表現可能な色の範囲。 明度が最も高い点は白、もっとも暗い点は黒の一点に収束する。 色がついている菱形の物体がそれぞれの機種におけるフォトおよびマット紙の色空間で、 半透明の物体はsRGBの色空間。 簡単に言うとこの菱形が大きく、かつ上下に伸びているほど表現できる色の範囲が 広いことを表している。 で、ここからが本題だが、マット紙におけるPro9500の色空間で、菱形の下部が寸詰まりに なっているのが一目でわかると思う。 これは、ICMプロファイルを使って印刷する限り寸詰まりとなった部分以下の色は逆立ちしても 出ないことを表している。感覚的に言うと黒の締まりが悪いとかという表現になるだろう。 似たような例としてエプソンのG820とG850を比べるとG850は色表現域が広い(sRGBより突き出ている 範囲が大きい)のにPro9500同様寸詰まりとなっていることがわかると思う。 これは、インク自体の性能はIC50系になって上がったのに、ドライバの作り込みの足りなさで 枯れたIC32系のG820に負けている現状を表していると言っていい。 そのほかいくつか考察できる事項があるので考えてみてくれ。
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