- 98 名前:名無しピーポ君 [2021/10/20(水) 09:45:58.72 .net]
- >>97
「これって任意ですよね? 任意なら絶対に応じません」 ドキュメント番組でもこの種のセリフを口にする人は珍しくない。しかし、古野氏はこういう対応は決してお勧めしない、という。 なぜだろうか。 「まず、その件に触れる前に職務質問の成果を説明させてください。平成29年、30年、令和元年における刑法犯検挙件数のうち、地域警察官の〈職質検挙〉の割合を見ると、約12.7%、約12.3%、約11.1%。つまり毎年、刑法犯検挙の1割以上が職務質問の成果です。 さらに、これは「刑法犯」の職質検挙に限った話ですから、「特別法犯」の職質検挙を加えれば、成果はさらに大きくなります。 このように、職務質問をする警察官は、税金と市民の期待に見合った成果を上げるためにそれをやっているのであって、まさか時間つぶしや嫌がらせでやっているわけではありません。ちょっと荒っぽい言い方になりますが、職務質問の実務的な本質は〈ハンティング〉です。それに臨んでいる警察官が、〈獲物〉を逃す目的で狩猟に臨むはずもありません。要するに、〈職質検挙〉を狙わず職務質問に臨む警察官はいないのです」 職質に対する対応はたった一つの例外的場合を除き、「全面協力」が「最適解」である、と古野氏は語る。
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