- 380 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2009/02/14(土) 03:10:22 ID:ZMobY981]
- @バレンタイン前日。 宿屋。
ケミ姉「今年は逆チョコが流行る!! ・・・と誰かが言っていた。」 いいんちょ「んー・・・ どうだろうな。」 ケミ姉「ああ、もちろんいいんちょには私が愛情得盛りのを」 いいんちょ「いや絶対に愛情以外の、物理的な何かを入れるつもりだろ君。」 (とんとん) いいんちょ「ほーい、どちら様?」 (がちゃ)カメ子「おねーちゃん・・・」 いいんちょ「おやカメ子ちゃん、どうしたの?」 ケミ姉「というか、その引きずってる袋は何だ?」 カメ子「チョコのつくりかた、おしえてください。」 いいんちょ「ああ、そういう事か。 うん、いいよ。 お姉ちゃん達と一緒に作ろうか。」 ケミ姉「大船に乗った気でいなさい。 知性の塊の我々がついている。」 カメ子「わーい!」 いいんちょ「さて、どんなチョコレートを作るかだけど・・・ ・・・とりあえず、袋の中身を出すよ?」 カメ子「うん!」 いいんちょ「まずはチョコと・・・ ・・・これ何?」 カメ子「くろやもりのこな。 こいのおまじないにつかうの。」 いいんちょ「・・・これは今回は無しにしようか。 ・・・これは・・・何?」 カメ子「だーくまたー。」 ケミ姉「なん・・・だと・・・? じゃあ・・・これは? 白い粉って事は、グラニュー糖?」 カメ子「おとめのk」 いいんちょ「・・・えっと、今回は呪術無しで行こうか。」 ケミ姉「それがいい。 そうしよう。 そうするべきだ。 薬品も無しで行こう。」 カメ子「えー」 ケミ姉「というわけで我々3人で協力して作ったチョコだ。 心して食え。」 カメ子「たべてー」 褐ダク「ハート型チョコですか。 うれしいなあ。 ありがとうございます。 では・・・ 自分からも、逆チョコって事で。 こちらを。」 いいんちょ「おお、串に刺したフルーツにチョコをコーティングとは。」 ケミ姉「あんたは本当にこういうのが得意だな。」 カメ子「いちごー いちごチョコほしいー」 褐ダク「じゃあ、お茶入れてきますんで、皆でオヤツにしましょうか。」 いいんちょ「異議なし。」 ケミ姉「流石は根っからの舎弟体質、気が利くな。」 カメ子「わーい」 ケミ姉「あ、そうだカメ子ちゃん、さっきのおまじないアイテム、お姉ちゃんにくれる?」 カメ子「?」 いいんちょ「また何か思いついたのか?」 ケミ姉「まぁ、ちょっとね。 学術的好奇心って奴よ。」 @バレンタイン当日。 エトリア。 ヴィズル「おい眼鏡! 聞け! そして驚け! 私宛てに手作りチョコが届いたぞ!」 オレルス「あ、そうですか。 良かったですね。」(棒読み) ヴィズル「差出人は不明だが、きっと奥手な純情少女に違いない! これは早速食べて、お礼に私のチョコバナナを逆チョコせざるをえん! いただきます!」 オレルス「!? ちょ、長?! 顔色がR58G123B114ぐらいになってますよ!?」 ヴィズル「オイチーイ! チカラガワイテクルー!! ヨウセイサンコンニチワワ!」 オレルス「誰か! 誰か! ドクターキタザキを呼んできてくれ! 緊急事態だ!!」
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