- 432 名前：子は皆違って、それぞれ可愛い
順位をつけるのは間違ってる》
カズマ「…………何だコレ」
ラウル「どうやら今からコレを男性陣で音読するらしいぞ」
カズマ「何だそりゃ…意味が分からねえ…」
ラウル「まぁまぁ。とりあえずやってみよーぜ」
《１：レーツェル・ファインシュメッカー》
レーツェル「花にはそれぞれの可憐さと美しさがある。
女性の美に優劣や順位をつけるなどナンセンスだ」
ｷｬｰ ﾚｰﾂｪﾙｻｰﾝ
ラウル「…まぁ如何にも模範演技って感じだな」
カズマ「一周回って苛立ちすらわかねえな。余裕綽々なのが少しムカつくが」
《２：叢雲総司》
総司「あー……何だ？ 女の子ってのはそれぞれ可愛いんだ。
どっちがどうとか言うのは失礼だよな、うん」
ナイン「つまり見境なしで、来る者拒まずと言うことですね。最低です」
千歳「み、見境なし…！」ｺﾞｸﾝ
ラウル「……何でだろう。同じ台詞を言ってるのに、意味が反転してる気がする」
カズマ「まぁ強いて言うとアレだな。……爆ぜろリア充」
《３：リュウセイ・ダテ》
リュウセイ「ん？ そりゃ女の子にどっちが可愛いとか言っちゃ駄目だろ」
マイ「リュ、リュウ、どうした！？」ｱﾀﾌﾀ
ラト「頭でも打った？ 変な物食べた？」ｵﾛｵﾛ
リュウセイ「だってマジンガーもゲッターもどっちが上とかじゃなく、両方格好良いだろ。
それと一緒ってことだろ？」
マイ「…よかった…」ﾎｯ
ラト「…いつものリュウセイだ…」ﾎｯｺﾘ
ラウル「そこで安心するのか、君たち…」
カズマ「……こいつ、ある意味、俺よりヤバいよなあ」
《４：夏楠》
夏楠「フッ、子猫ちゃ…」
クスハ「移山召喚急急如律令！ 勅！ 勅！ 勅！」
夏楠「あぺしっ」ﾌﾟﾁｯ
カズマ「言うことすら許されないとは……」
ラウル「仕方ない。どんなセクハラに改変するか分からないからね」
カズマ「よーし、次は……」
《５：饕餮王》
饕餮王「…………」
カズマ「…おい！ 誰だコイツ読んだ奴！？」
ラウル「…確かにパイロットだけど！ パイロットだけど！」
饕餮王「ゲタゲタゲタ（訳：順番とか優劣なんて要りません。馬鹿げてます）」
カズマ「でしょうね！ 意味は全く真逆だろうけど！」
ラウル「どうせ『皆食べちゃえば大体同じ味』とか言うんだろ！？」
饕餮王「ゲタゲタゲタ（訳：違います。皆それぞれ違う味で、それぞれ美味です）」
カズマ「それ聞いて喜ぶ女子いねえよ！？」
ラウル「お題には忠実なのがまた困る！？」
饕餮王「ゲタゲタゲタ（訳：ちなみに男の人も好物です）」
ラウル「知ってるよ！ むしろ嫌いな物ないだろ！？」
カズマ「ノンケでもロボでも食っちまうくせに！」
饕餮王「ゲタゲタゲタ（訳：くうくう、おなかがなりました）」
カズマ「ッ！ ヴァ、ヴァルホーク、カムヒアァァアッ！」
ラウル「出ろおおお！ エクサラァンスッ！！」
饕餮王「ゲタゲタゲタ（訳：いただきまあす）」
カズマ・ラウル「「ぎゃあああああつ！？」」 [] - [ここ壊れてます]
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