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ふたなりアスカ×女シンジ 2,5本目



1 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/07(日) 12:37:27 0]
しまった。避難所にスレたてるの忘れてた・・・
気づいてる人居るか知らないけどマターリいきませう・・・ワッフルワッフル

■過去スレ
ふたなりアスカ×女シンジ 2本目
anime2.2ch.net/test/read.cgi/eva/1158141801/
女シンジ×フタナリアスカ
anime.2ch.net/test/read.cgi/eva/1134493905/



20 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 15:21:07 O]
>>19の続き


アスカ「ねぇシンちゃん♪何してたの?♪」

もちろんアスカはわかっていた。だが、シンジの口から言わせたいのだ。

シンジ「…わかってるくせに…」

シンジはボソッとつぶやいた。顔はすでに赤くなっている。
アスカ「教えてくれないの〜?シンちゃ〜ん♪」

正直、これ以上焦らされるのはシンジには辛かった。

シンジ「オ、オナニーしてた…」

耳まで真っ赤にしたシンジはうつむいたまま小さな声で呟いた。

アスカ「してました。でしょ♪」

アスカはとても満足そうにニヤニヤしている。シンジは少し悔しかった。

アスカ「お手伝いできることはありますか?♪」

そう言いながらアスカは自分の物を取り出した。


続く

21 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 15:52:41 O]
>>20の続き


これを入れてほしい!でも入れてもらうにはちゃんと奉仕しなければいけないことをシンジは理解していた。

シンジは出されたものに顔を近づけた。先端を一舐め、二舐めすると、アスカはビクッと震えた。

その様子を見たシンジは根元まで口に含み、舌を巧みに動かしアスカのそれを責め続けた。

アスカ「あっは♪さすがね〜シンジ〜♪扱い方わかってるじゃない♪」

アスカのそれが、シンジの口の中でムクムクと大きくなっていくのがわかる。もう根元まで口に含むのが不可能だ。

シンジ「んっんっ…んはっ!」

シンジの口から飛び出したそれはとてつもない大きさに達していた。


続く

22 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 16:40:13 O]
>>21の続き


シンジは舐め続けている間、左手でずっと自分の秘部を刺激していた。そのため床の上には愛液が垂れ流しになっている。

アスカ「シンジったら♪もう入れる準備完了みたいね♪」

いつもならアスカもシンジを愛撫してやるのだが、薬のせいもあり、必要ないようだ。

シンジはベッドに仰向けになり、アスカのそれを迎え入れる体制に入った。

アスカ「これがほしいの?♪」

アスカはシンジの入り口に先端を擦りつけた。

シンジ「あぁっ、アス…カ…焦らさない…で…んんっ!はぁ…早く入れて!」

次の瞬間、アスカは深くそれを押し入れた。



23 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 18:03:54 O]
>>22の続き


シンジ「うっ!…くっ!」

シンジが必死に声を出すのを我慢しているのがわかる。

そりゃあそうよね。向かいの部屋にはミサトがいるんだし。アスカはこの顔のシンジを見ると自分でも興奮していることがよくわかった。

アスカ「ふふ♪シンジったらかわいい顔しちゃって〃」
アスカの腰は徐々に加速していく。

シンジ「うっ!うっ!あっ!あっ!…ひぎっ!くっ!あぁっ!」

「ガチャッ…」次の瞬間、二人は同時にビクッとした。なんと、ミサトの部屋のドアが開いたのだ。一瞬動きを止めたアスカ。シンジを見ると両手で必死に口を抑えている。

アスカ「チャ〜ンス♪」

アスカのドS魂が覚醒した。腰の動きがさらに速まった。シンジは一瞬驚いた顔をしたがすぐに声を必死で押し殺す顔へと戻っていた。

シンジ「んん!んっんっ!んっんっ!んっんっ!」

辛そうな顔をしているが気持ちいいのだろう。秘部からの愛液はダムが決壊したように溢れていた。

続く?

24 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 18:26:06 O]
>>23の続き


ミサトはトイレに行ったようだ。しかし、帰ってくる気配がない。

アスカ「ミサトのやつ…トイレで寝たわね。」

実際ホッとしたアスカだったが、シンジは必死で口を抑え続けている。バレたくない一心と、押し寄せる快楽にそんなことを推理する余裕はなかった。

アスカ「はぁはぁ…あっ!あっ!シンジ〜〃シンジの中最高よ〜♪」

わざと声を出すアスカに対し必死でミサトに気付かれないことを懇願するシンジ二人の姿は対称的だ。

シンジ「んんっ!ァス…んっ!…カァ…ああっ!静かに…」

そう言いかけるとシンジは突然口を抑えた。抑えてないと我慢できないらしい。
アスカ「はっはっはっ!んんっ!んんっ!あっ!あっ!」

シンジの与えてくれる快楽にアスカは遠慮なく声を出している。

ミサトにバレるかもしれない不安にシンジの目から涙がこぼれおちた。


続く?


25 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 18:43:43 O]
>>24の続き


さすがに少し可哀想になったアスカはいったん動きを止めた。

アスカ「ほんとにも〜!バカシンジ!少しくらい声出しても大丈夫よ。あのイビキ聞こえないの〜」
シンジはハッとして耳を澄ました。ダンプカーの発進音のようなイビキがトイレから聞こえていた。

シンジ「ご、ごめん…全然気付かなかった〃」

恥ずかしそうにしているシンジをよそにアスカはピストンを開始した。

シンジ「あん!あっ!あっ!あぅっ!アスカっ!気持ちいいよっ〃おかしくなっちゃう〃〃」

シンジもようやく喘ぎはじめた。やっぱりシンジが鳴いてくれるのが一番興奮するわね♪

スピードが加速していく。アスカも絶頂を迎えようとしていた。


続く

26 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 19:10:43 O]
>>25の続き


ベッドの軋む音が響く。激しさが一層増している。

シンジ「あぁぁっ〃アスカぁ〃アスカぁ!〃僕…もうイキそう!んあっ〃…あっ!はぁっ〃」

シンジが喘ぐ。

アスカ「あたしもよ〃シンジっ♪あっ!ああっ!一緒にイこっ〃」

アスカも喘ぐ。

二人の結合部が奏でる卑猥な音が部屋中に響きわたっていた。絶頂の兆しに、二人は身を震わせた。
次の瞬間、アスカはシンジの中に白濁汁を吐き出していた。二度、三度脈打つたびにそれは吐き出された。シンジの思考回路はショート寸前、放心状態だ。

アスカ「シンジ〃あんたもとてもよかったわ♪」

(あんたも?"も"って何?)一瞬腑におちない点もあったが、シンジの意識は薄れていった。

翌朝、シンジは便座に寄りかかり眠っているミサトをみて、ホッと胸をなで下ろしたのであった。


END

27 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 19:13:26 O]
なんとか書き上げたけど…職人さんの足下にもおよばん…長々と付き合わせてスミマセンチュリー。修行してきます

28 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 19:58:14 0]
新スレたった
anime2.2ch.net/test/read.cgi/eva/1192099735/l50



29 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 20:02:00 0]
エヴァ板の方に再建もされたようですが、暫くは模様眺めかな?

ふたなりアスカ×女シンジ 3本目
anime2.2ch.net/test/read.cgi/eva/1192099735/

30 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 22:48:54 O]
ふたなりアスカ×女シンジ×レイはありですか?

31 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 22:55:47 0]
>>13-26
GJ。
ここならエロネタOKなんで今後も盛大にやってくれw

>>30
wktk

32 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 23:32:03 O]

日差しが強い午後…今私は碇くんの住んでいるマンションにきている。赤木博士に至急、碇くんとセカンドへ新しいIDカードを届けるように頼まれたからだ。任務は必ず遂行するわ。

カチッ!カチッ!…レイ「チャイム…壊れてる…。」中から微かに声が聞こえる
ガチャッ!レイ「鍵…あいてるのね。」

レイ「おじゃまします…。」

リビングには見当たらない。とりあえず声のする部屋に進んでみた。ドアが少し開いている。中から碇くんのものと思われる呼吸音が聞こえてくる。

レイ「碇くん…具合悪いのかしら?」
妙に碇くんの息が荒い。私は少し悪い気もしたが、隙間から部屋を覗いてみた。目の前の光景に唖然とした私は、手に持っていた鞄を落としてしまった。


と、こんな感じでレイまでアスカの餌食に!

33 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 23:51:46 0]
続きをください
wktkwktk

34 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 00:02:46 O]
>>33
マジですか?職人でなくてもOKかい!?

35 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 00:05:40 0]
SSを
投下したとき
もう職人

先に言っておくが自演じゃないぞw

36 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 00:07:55 O]
任務了解。可能な限りやってみませう。

37 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 00:28:48 O]
>>32の続き


鞄が床に落ちた。その音に反応した碇くんと目があった。下着姿の碇くんの秘部に顔を押し当てていたセカンドがこちらに振り返ろうとしていた。

"逃げなきゃ"そう思ったレイは鞄を置いたまま玄関に直行!見事に転倒、背後から忍び寄る影。恐る恐る振り返った私をセカンドがニヤニヤしながら見ていた。
アスカ「ファースト〜♪待ってたんだから〜♪」

意外な言葉だった。(待ってた?どうゆうこと?赤木博士が連絡を?まさか、共犯?)いろいろなことが脳裏をよぎった。

次の瞬間、私は両足を掴まれ、ズルズルと引きずられながら碇くんのまつ部屋へと連行された。

レイ「助けて…」とりあえず玄関に向かって手を差し出してみたが玄関は助けてくれませんでした。
無情にも部屋のドアはバタンと音をたてて閉じられてしまった。


続く

38 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 00:47:53 O]
>>37の続き


部屋のベッドの上には顔を真っ赤にしてうつむいている碇くんの姿が。碇くんはチラチラ私をみている。私も碇くんに見入っていた。体育座りの碇くん…不覚にも可愛いと思ってしまった。

アスカ「ようこそファースト♪あたしの部屋に♪」

セカンドのテンションがやけに高い。私…動揺してる。とりあえず赤木博士に渡されていたIDカードを恐る恐る手渡した。

アスカ「わざわざ届けてくれたのね♪お礼しなくっちゃ♪」
ニヤリとセカンドが笑った。気がつくと私は碇くんの前に引き倒されていた。

アスカ「シンジ〜!ちゃんとお礼するのよ♪」

シンジ「わ、わかってるよ!やればいいんでしょ…ごめん、綾波。」

そうゆうと碇くんは私の唇を奪った。


続く



39 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 01:04:04 O]
>>38の続き


レイ「んっ…」碇くんの舌が私の口内をくまなく犯していく。舌と舌が絡み合う。ねっとりと濃厚に…気がつくと私の服ははだけ、下着が露わになっていた。

アスカ「ファーストってシンプルな下着履いてんのね〜!」
セカンドも私の体を舐めまわすように観察している。恥ずかしい…〃顔が熱い…〃

レイ「あっ…い、碇くん!?」

いつの間にやら碇くんは私のブラを外し、直に胸に手を当てていた。指の動きがすごくやらしい。手の平の中心で同時に乳首を擦られた。

レイ「あっ!…はぁはぁん!」

私の息も荒くなっていた。とても変なん気分…

アスカ「ファーストも可愛い声で鳴くじゃない♪」

セカンドはやけに嬉しそうだ。私は初めての体験に少し戸惑っていた。


続く

40 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 01:21:28 O]
>>39の続き


そんな私に気づいたのか、碇くんは私の耳元で優しく囁いた。

シンジ「綾波、もしかして初めてなの?大丈夫だよ…僕に身を任せて。」

そうゆうと、碇くんの舌が私の耳の中を侵食していく。想わぬ出来事に私の腰は跳ね上がった。

レイ「あぁっ!碇くん…〃それ…やめ…あぁっ〃〃」

それを見ていたアスカは背中をゾクゾクさせながら二人を観察していた。

アスカ「ふふ♪これでファーストも…」
突然、もう片方の耳にセカンドの舌が侵入してきた。セカンドもすごく興奮している。耳に荒い息がかかってくる。

レイ「ぁぁ…あっ…ぁはぁ…」

アスカ「ファーストったら♪超敏感じゃない♪ちゅっ♪…んっ♪」

今度はセカンドのキス…女同士で、一瞬そんなことを思ったが、すぐに消し飛んだ。


続く

41 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 01:38:21 O]
>>40の続き


セカンドは私の口を塞ぎながら硬くなった乳首を刺激してくる。一方の碇くんは、丁寧に、舌を使いねっとりと乳首に舌を這わせている。

レイ「あぅっ!…ふぁ!…はぁっ!あぁん!」

私は今までに出したことない卑猥な声を止めることができなかった。

碇くんの手が私の秘部にあてがわれた。下着の上から筋をなぞり、指を押しつけ、ぐりぐりと素速く動き回る。なんてやらしい碇くん…でも、その行為に卑猥な声で鳴いている私は、もっとやらしいのかもしれない。

レイ「!?」

いつの間にやらセカンドの舌まで私の乳首を這っている。それと同時にセカンドの左腕はスルスルと下着の方へ。筋の上にある突起にへとあてがわれた。中指を押しあて激しく突起を刺激する。

レイ「ぁっはぁ!…うぅっ!あっ!ん」
私の腰は浮きっぱなしだ。なんだか意識が薄れていくような気がした。


続く

42 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 01:57:21 O]
>>41の続き


何かきこえる…声?…碇くんの…

次の瞬間、急に体が重くなった。目を覚ました私の上に絶頂を迎えたと思われる碇くんがのしかかっている。

レイ「碇くん!?」
私の呼びかけに碇くんは反応しない。でも、すごく気持ちよさそうな顔をしているのはわかる。

アスカ「やっと起きたのね♪」

セカンドがこちらを見てニコリと微笑んだ。

アスカ「ファースト♪次はあんたの番よ♪」

レイ「何…!?」

次の瞬間、レイの体に激痛が走った。

レイ「痛いっ!…ちょっとまっ…あっ!」

セカンドはおかまいなしに腰をピストンさせている。

アスカ「すぐ慣れるわ♪」

それだけゆうと夢中で腰を降り続けている。碇くんが邪魔で抵抗できない私は、されるがまま痛みに耐えるしかなかった。


続く

43 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 02:13:42 O]
>>42の続き


あれ?痛みが徐々に引いてきた。そのかわり、言いようのない感覚に体が支配されていく。これが…快楽?

アスカ「さすがに初めては締まりがいいわね♪あっは♪気持ちいいでしょ♪ファースト〜♪」

レイ「ひゃっ!あっ!あっ!あっ!あぁぁ!ふぁぁ!あん!」

セカンドのピストン運動がさらに激しさを増す。

アスカ「あっ!はっあぁ!ファースト〜あたしも気持ちいい♪あっ!もう…イキそう!」

レイ・アスカ「あぁぁぁぁあああああああ!」

レイ「熱っ!」私の中にドロドロした熱い液体が吐き出されていた。

私はまた意識を失った。

アスカ「これでシンジとファーストは私の物ね♪」


アスカは二人の顔を見ながら嬉しそうに笑みをうかべた。


fin

44 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 02:14:59 O]
とりあえず終了しました。喜んで頂ければ幸いです。

45 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 15:42:58 0]
GJ

なんかアスカが黒くてイイw

46 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 16:50:10 O]
レイのほうがアスカよりSっ気強いイメージがあるって耳にしたからあえてアスカを一番Sっ気強くしてみた!


47 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 19:58:01 O]
wktkってなんですか?

48 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 02:30:50 0]
>>44
GJ

>>47
ぐぐれ



49 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 02:36:29 O]
>>32-43の続きとして次は学校でってのを思案してるんだがどうだろう?

50 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 02:54:32 0]
いいんじゃない?

51 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 02:57:54 0]
おつ
最後にベルカンプみたいなシュートが見れてよかった

52 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 03:00:30 0]
誤爆

53 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 03:53:01 O]
では書きます。


2時限後の休み時間。僕と綾波は、アスカにトイレに来るよう呼び出されていた。

シンジ「アスカ…」
レイ「セカンド…何かしら?」

アスカ「やっときたわね。」

僕と綾波を確認すると、無理矢理個室に押し込んだ。

アスカ「君たち二人を呼んだのは他でもない。」

どことなく父さんのものまねが折り込まれている。

アスカ「かねてより開発していた製品が、赤木博士により完成に至った。そこでだ。君たち二人にモニターになってもらいたい。(ニヤリ)」
そうゆうとアスカはポケットから卵ににた形をした物を取り出し、僕と綾波に手渡した。

シンジ「これって…。」

アスカ「キミの想像している通りだ(ニヤリ)」

やっぱり…アスカに呼び出さるのはいつもこんなのばっかりだ…。シンジは溜め息をついた。とりあえず反論してみよう。綾波も味方してくれるはずだ。


続く

54 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 04:06:02 O]
>>53の続き


シンジ「なに考えてるんだよアスカ!ここは学校だよ!」
アスカ「問題ない。」

一言で片付けられた。抗議を続ける僕の横で黙っていた綾波が口を開いた。

レイ「惣流司令…」
シンジ(惣流司令?ちょっと綾波さん?)

アスカ「なんだね?綾波副司令。」

シンジ(副司令?なにこの展開?)

レイ「惣流司令に装着していただいてよろしいでしょうか?」

そうゆったレイは頬を赤く染めている。シンジには状況が理解できなかった。

アスカ「いいだろう。そのかわり、碇三等兵にはキミがつけるんだ。」

レイ「了解しました。」

二人は意気投合している。いつの間にこんなチームプレイができるようになったのだろう…僕の頭の中は真っ白になった。


続く

55 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 04:20:40 O]
>>54の続き


綾波は壁に手をつき、お尻を突き出している。下着からはみ出した白い肌はまるで雪のようだ。

レイ「お願い…します。」

アスカ「ああ。」

そうゆうと、アスカの手は綾波の下着の中に潜り込んだ。綾波の口から少し声が漏れていた。

レイ「ん…ん…くっ…。」

ピチャピチャと水滴音が聞こえた。アスカは十分と判断したようだ。綾波の秘部にローターが押し込まれた。

レイ「はぁっ!…はぁ…。」

顔が赤くなり、息の乱れた綾波だったが、立ち上がり僕の目を見つめると、不意打ちとゆわんばかりのキスを仕掛けてきた。

シンジ「んんっ!…んんんっ!…」

アスカがやったように僕の秘部をさわる綾波。息が荒くなる。実際、綾波とアスカのやりとりを見ていたシンジの秘部は、すでに十分に潤っていた。


続く

56 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 04:36:10 O]
>>55の続き


あっとゆう間にローターはシンジの中へと吸い込まれていった。

アスカはそれを確認すると満足そうに笑みを浮かべた。

アスカ「二人ともお疲れ様♪その状態で放課後まで待機よ♪じゃあ解散!」

そうゆうと、アスカはすたすたと教室に帰ってしまった。同時にチャイムがなった。僕と綾波は急いで教室にもどった。
授業が始まって数分後、僕は綾波の異変に気付いた。目をつむり、必死で何かに耐えているようだ。
シンジ「まさか…」
後ろを振り返りアスカを見ると、楽しそうに綾波を観察している。やっぱり…。次の瞬間、僕は先生に問題を解くように指名されてしまった。

教師「では碇さん。この問題を解いてください。」

シンジ「は、はい!」

アスカが「チャン〜ス♪」と呟いたのをシンジは知るよしもなかった。


続く。

57 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 04:55:13 O]
>>56の続き


黒板の前に立ったシンジは思わず声をあげた。体に電流が走ったような感覚に陥った。

シンジ「ひあっ!?」

みんなの視線がシンジに突き刺さる。

みんなの視線と恥ずかしさに耐えきれなくなったシンジは、気付くと教室から飛び出していた。

アスカ「ぶ〜っ…」
オモチャを取り上げられたアスカは、ムスッと顔を膨らませた。無論その矛先がレイに向けられたのは言うまでもない。
アスカ「こうなったら…ファーストにとことん悪戯してやるんだから!」

アスカはレイの中で起こっている振動を二段階つり上げた。
「ガタンッ!」レイの椅子が音をたてた。うつむいて必死に耐えるレイ。体が小刻みに震えている。
異変を感じた委員長がレイを保健室に連れて行ってしまった。


続く

58 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 05:13:03 O]
>>57の続き


保健室に入ると碇くんの姿を発見。委員長にお礼をゆうと私は碇くんの横に座った。どうやら先生はいないらし。

シンジ「綾波?…やっぱりキミも?」

レイ「えぇ…。」

二人してうつむいたまま、顔は真っ赤になっていた。何分たったのだろうか、不意にドアが開かれた。二人が視線を向けると、そこにはご立腹の様子が見てとれる司令官殿が立っていた。
アスカ「あんたたちっ!もう少し頑張れないわけ!?」

アスカは怒鳴った。
シンジ「そ、そんなこと言ったって…」
シンジは涙目になっている。ファーストは真っ赤になったまま沈黙。
アスカ「まぁいいわ…はいっ!」

アスカは二人のカバンを差し出すと、ニコリと笑い、「早退するわよ!」と言って保健室を後にした。


END



59 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 05:15:35 O]
今回のは短編になってしまいました。いらないギャグ要素を取り入れてしまい反省しております(-.-;)

60 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 14:15:21 O]
これは早退したすぐ後のお話です。


アスカ「シンジ!なんであたしがあんたらを早退させたか、わかってるわね?」
シンジ「はぁ…やるんでしょ?…」

アスカはニヤリとした。

アスカ「さっすがシンジ♪わかってるじゃな…あれ?ファースト!?」

レイは自宅へと戻ろうと、二人とは別の方へ進んでいたが、無論アスカに引きずりもどされた。

とりあえずアスカの部屋に行くことに。
シンジ「ねぇ…綾波。」

綾波「なに?」

シンジはレイの耳に口を近づけ、ひそひそと今日の作戦をレイに伝えた。

綾波「ええ…わかったわ。」

うかれていたアスカが二人の企みに気づくことはなく、いよいよ二人の作戦は実行に移されることになる。


続く

61 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 19:01:28 O]
>>60の続き


アスカは先頭をきって部屋に入った。その後を、シンジ、レイと続く。

シンジ「綾波…やるよ!」

レイ「わかったわ。」

シンジは素早くアスカの背後にまわるとアスカを羽交い締めにした。突然のことに驚いたアスカ。

アスカ「ちょっ!ちょっと!何すんのよ!バカシンジ!話さないとぶっ…あっ!…」

シンジに気を取られている隙にレイは行動を開始した。服の上からアスカの胸に手をあてがう。アスカが目をつむった瞬間、素早くアスカの口に舌を滑り込ませた。

アスカ「あっ…んんっ…んっ…んんんっ!」

レイ「ふふ♪…今日は私たちがあなたを可愛がっててあげるわ♪」

やや棒読みのような感じが抜けきっていないがアスカを動揺させるには十分なセリフだった。


続く

62 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 23:25:52 O]
>>61の訂正個所

×可愛がってて
〇可愛がって

続けていいんだろうか…

63 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 23:43:33 0]
wktkして待ってる、続けてくれw

64 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 06:57:30 O]
>>61の続き


アスカ「なっ!?あんた何言ってんのよ〃」

顔を真っ赤にしたアスカ。激しく動揺している。いつものアスカなら羽交い締めしているシンジすら振り払うことができるはず。しかし、同時にレイに責められているため、力が入らない。

アスカ「あっ!…ちょっ…と〃…やめな…さい…ファースト…〃」

レイは嫌がる素振りを見せるアスカにお構いなし、せっせと服を脱がしていく。ボタンを外し、ブラが露わに、スカートを脱がしパンツも丸見えにされた。

レイ「さぁ…気持ちよくしてあげるわ…」

そうゆうとレイはアスカの唇を奪い、同時にブラの上から手をあてがった。

アスカ(やっぱりそうくるのね〃)

これはアスカがシンジに仕込んだことであり、この前レイに行ったやり方である。


続く

65 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 07:18:05 O]
>>64の続き


シンジは羽交い締めを解き、部屋にあったビニールロープでアスカの両手を、後ろで素早く拘束した。

アスカ「ちょっと!?バカシンジ!あんたこんなことしていいと思ってんの〃」

シンジはニコリと笑って応えた。

シンジ「もちろん♪」

いつも自分のいいなりだったシンジのこの態度に、アスカはさらに動揺せざる終えなかった。ベッドに押し倒されたアスカを二匹の野獣が襲う。

シンジ「綾波は下担当ね♪」

レイ「わかったわ。」

そうゆうとシンジはアスカのブラを外し、アスカの胸を直に責めはじめた。無論レイも自分の任務を遂行し始める。

レイ「セカンド…もうこんなにおっきくしてるのね…やらしい…。」

レイの言葉にゾクッとしたアスカは、顔を真っ赤に染めた。

続く

66 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 07:32:20 O]
>>65の続き


レイは状況におおじてSとMを使い分けるタイプだ。高圧的なレイの態度に、自分の中に眠っているMの胎動を感じるアスカ。

アスカ「ファースト〃…そんなこと〃…言わないでよ〃〃」
恥ずかしさで顔を真っ赤にしているアスカと目をあわせニヤリとするレイ。下着の上から、アスカのものを責めはじめた。軽く握り、手を上下させると、それはビクッと脈打った。
レイ「セカンド…恥ずかしくないの?…こんなに硬くして…淫乱なのね…」

そうゆうと、レイは舌を使って、チロチロと下着の上からアスカのそれを舐めはじめた。自然と快楽に歪むアスカの顔を見て、シンジも負けじと胸を責めはじめた。

シンジ「アスカ、僕も頑張るよ♪」


そうゆうと、シンジはアスカの硬くなった乳首に舌を這わせた。


続く

67 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 07:46:06 O]
>>67の続き


舌で転がしながら愛撫、甘噛み、さらには赤ん坊のように乳首を強く吸うシンジ。もう片方を唾液をたくさんつけた指で巧みに刺激する。アスカは震えていた。
アスカ「はあっ〃…あぁん!…あぁ…やめ…れぇ〃」

上下から押し寄せる快楽にアスカは必死で耐えていた。

レイ「碇くん…さすがね…。私も負けてられないわ。」

そうゆうとレイは、アスカの下着を脱がせた。肥大化し、脈打っているそれを見てごくりと唾を呑んだ。

レイ「大きい…」

呟いたレイは、それを両手で握り、口に含んだ。首を上下させるたびにアスカの腰が浮く、レイはそれを楽しんでいる。
レイ「んっ…んっ…」

レイが動くたびに、ジュブジュブとやらしい音が部屋中に響いていた。


続く

68 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 07:48:59 O]
>>67の訂正


×>>67の続き
>>66の続き





69 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 11:04:19 0]
攻守逆転GJ

>>59
ついでに
バカエロ万歳

70 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 13:13:25 O]
>>69
あざーっす!続き制作します。


71 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 13:50:51 O]
>>67の続き


ふとレイの視線がある場所にいく。それはアスカの女性の部分、かなり湿っている。やはり感度は共通らしい。レイの顔がニンマリした。

レイ「ふふ♪…セカンド、ここはいじったりしてるのかしら?」

そうゆうと、レイは指をわれめに擦りつけた。焦らすようにゆっくりと上下に刺激する。

アスカ「ふぁ、ファースト…そこは…ダメよ!…」

レイ「そう。ここがいいのね…」

そうゆうと、レイはアスカの秘部に舌を這わせた。巧みに舌を動かして、溢れる愛液を舐めとっていく。

アスカ「あっ!はぁ!…うっ!ぁあ!…」

レイ「セカンド…感じてるあなた…とっても可愛いわ♪」

アスカの顔が紅潮している。ファーストにそんなことゆわれるなんて…ちょっとうれしいかも〃


続く

72 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 14:11:05 O]
>>71の続き


気になったのか、シンジもレイのところにやってきた。

シンジ「すごい濡れてるね〃僕たちのと一緒だ♪」

レイ「そうみたいね。碇くんはその大きいのお願いね。」
シンジ「わかった!」

そうゆうと、シンジは舌を使ってチロチロと舐めはじめた。まるでアイスキャンディーを舐めるかのよう、上下に舌を動かしている。

アスカ「かはっ!…あぁ!シンジ〜〃…あん!あぁっ…」

レイは舌を中に押入。中をゆっくりと舐めまわしていく。まさに舌で犯していくレイにアスカはただただ感じることしかできなかった。

アスカ「あぁぁ!ふぁ、ファースト!〃やめっ!…やめれぇ〜〃…おかしくなっちゃう!〃〃」

レイ「大丈夫…おかしくなってもいいのよ。快楽に身をまかせて…」レイはニヤリと笑った。


続く

73 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 14:28:01 O]
>>72の続き


シンジも負けじとアスカのものを口に押し込んだ。唾液をたくさんつけ、上下にジュブジュブと激しく動かす。

アスカ「こ、こんなの…は、はじめれっ!…」

♂と♀の部分を同時に責められ、アスカの頭は真っ白になった。

シンジ「んっ…んっ…んっ…うはっ!。あれ?アスカ??」
レイ「失神しちゃったのね…」

シンジ「みたいだね。みてこれ!おっきいまま♪」

レイ「碇くん…私が先にしちゃっていいかしら?」

シンジ「えっ?うん。まかせるよ」

レイがアスカの上にまたがった。アスカのそれを手で固定し、ゆっくりと腰を落とした。

レイ「うっ、あっ…はぁ…あぁ…あん…お、大きい〃」

レイはゆっくりと腰を前後に動かしはじめた。シンジは赤くなりながらもまじまじと結合部を見つめていた。


続く

74 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 14:46:38 O]
>>73の続き


レイ「ふぁぁ〃…はぁっ…あぁっ!…はぁっ…!あん!…あん!…」

シンジ「あっ、綾波ばっかずるぃよ!僕にも代わって〃」

そう言いながらシンジは自慰を開始した。

シンジ「はぁ、はぁ、綾波ぃ〃はやくぅ〜…」

レイ「碇くん〃あっはぁ!もう…少し…まって…〃」

そうゆうとレイは、さらに激しく腰をふりはじめた。

レイ「あっ!…あっ!…あぁっ!…イクっ!イッちゃう〜!!…ふぁっ…あぁ…」

レイはおおい被さるようにしてアスカの上に倒れ込んだ。

レイ「はぁ…はぁ…」

レイの中からアスカのものが勢いよく飛び出した。どうやらまだイッてないようだ。

シンジ「やっと僕の番だ♪」

そうゆうとシンジはレイをそのままに、自分の中へとアスカのものをくわえ込んだ。


続く

75 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 15:02:50 O]
>>74の続き


シンジ「くっ!…はぁっ!…あ、アスカぁ〜〃」

シンジの奥に、アスカのものが当たる。
アスカ「ん…んん…」

意識がもうろうとしているアスカとレイの目があった。次の瞬間、レイに唇を奪われた。

レイ「んっ…んん…ちゅ…」

アスカ「んん?…ん…んんっ」

レイの後ろで激しく動くシンジが目に入った。はっきりと意識が戻った。それと同時にものすごい射精感に襲われた。

シンジ「アスカ〜〃アスカ〜〃!イッちゃう〜!」

アスカ「んんんんんーーーーっ!」

アスカの男性器から熱い液体がシンジの中に放出された。シンジもイッてしまったようだ。レイの上に倒れ込んできた。
アスカ「ちょっ!ちょっと!あんたたち!重いわよ!」

アスカが怒鳴った。

続く

76 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 15:07:08 O]
>>75の続き


アスカ「あんたたち!こんなことしてわかってんでしょうね!」

シンジ「アスカだって満更でもなかったじゃないか♪」

レイ「すごく濡れてたわ…」

アスカは真っ赤になった。

アスカ「フ、フンッ!と、とにかくお仕置きだからね!」

吠えるアスカを横に二人はクスッと笑った。


fin

77 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 15:08:15 O]
つ、疲れた…orzw

78 名前:インク mailto:sage [2007/10/14(日) 23:12:51 0]
>>77
お疲れ様

こんにちわ
一応数日前から居たには居たんですが投下再開しても良いですかな?
まだエロまではいってないから三本目に投下してエロ展開になってきたらこっちに投下すべき?



79 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/15(月) 00:25:08 O]
>>78

ありがとうございます。投下お願いします!わたしは飽くまで職人さんが復帰するまでの繋ぎのつもりだったので!インクさんのは兼ねてから拝見させていただいてます!楽しみにしてたのでぜひお願いします!

80 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/15(月) 00:35:45 0]
>>78
インクさん!よかった。散り散りにならなくて。

81 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/15(月) 00:47:23 0]
お待ちしておりましたー
投下お願いしますー

82 名前:インク mailto:sage [2007/10/15(月) 03:07:43 0]
あいよー
拗れが発生していて少し修羅場系なので人間関係の面倒くさい
いざこざが苦手な人はスルーして下さい

アスカは長いサラサラの赤みがかった金髪をかきあげて、荷物置き場の方に歩き出した。
別に荷物置き場を目指しているわけではない。
「フン、行くわよ、バカシンジ!」
間違いなくシンジはこの後、更にキツクお説教を食らうことになる。
それをわかっているのかいないのか、シンジはアスカの後を追って駆けだした。
「ちょ…っ、まっ!ご、ごめんね!○○(※名前、適当に好きなものを当て嵌めて良い)くん!!」
シンジの声に呆けていた少年は手を降りながら返した。
「あ…あぁ、後で電話するから!!」

――なんだと?

最後の二人のやり取りをしっかり聞いたアスカの目が嫉妬に濁った。

「あれはどういうことなのよっ!?」
人気のないトイレの裏手に行き、アスカはシンジを責め叫んだ。
シンジの後ろには松の木、門前には頭に鬼の角の生えた幻覚の見えてきそうな形相のアスカ。
「どういうこと…って言われても…」
どうやらシンジにはどのことについて怒られているのかがよくわかっていないらしい。
子犬のような目でアスカを見ている。
アスカが知りたいのと怒っているのは
「あんたアイツに電話番号教えたの!?」
取り合えずのところ、この部分だけだ。
この際、ナンパされていたこと自体はどうでも…良くはないが、まずそこだ。
シンジは控えめに頷いた。
「あ…うん…携帯の番号だけど」
「何バカなことしてんの?何で知りもしない男にそう軽々しく電話番号教えちゃうわけ!?」
信じられない!とアスカは呆れて眉根を寄せた。

83 名前:インク mailto:sage [2007/10/15(月) 03:11:37 0]
「…友達になろうって言われたから」
言い訳するようにシンジは小さな声でぽつりと答える。
小さな声だったが、その言葉はしっかりアスカの耳に届いていた。
「ハァ?トモダチィ?」
それこそ美少女が台無しな表情をしてアスカは態度でシンジをバカにした。
シンジはそれにいくらかムッとしたが、そのまま自分の心情を話していく。
「やっぱりさ、この体になってからトウジとかケンスケとか妙によそよそしくなって…もっと気さくに普通に話せる友達がずっと欲しかったんだ」
女性化して以来、当然といえば当然だが男友達は妙によそよそしくなってしまっていた。
ケンスケはともかく「ワシのことも殴れ!!」だとか熱い友情劇を演じたトウジまでもだ。
シンジにはトウジは細かい事を気にしなさそうな人間に見えていたので
例え自分の体が女のものになったとしても、これまでと同じように接してくれると信じていた。
しかし現実はそうはいかなかった。
何か妙によそよそしくて一緒にいてもシンジは複雑な気分になるだけだった。
トウジ達が変に気を使っているのがシンジにはよくわかった。
そもそも性別の変化はどう考えてもあまり細かい問題でもない。
最近ではトウジ達の代わりにクラスの女子達がシンジに妙に仲良くしてくれるようになったが
やはり男の友達と女の友達では精神は男のままであるシンジの気を許しやすい範疇が違う。
それにクラスの女子は以前より気さくに声を掛けてくれるようになっただけで、まだ友達といえるような人物はいない。

84 名前:インク mailto:sage [2007/10/15(月) 03:15:10 0]
「いいじゃない!友達なんてどうでもさぁ、そもそもアンタにはあたしがいるでしょ、それで満足できないわけ?」
「やっぱり男と女とじゃ違うよ…」
ある意味、とても恋仲の男女らしい会話だ。
特に若い男女がよく相手の性質を理解しあわないで価値観が相違してケンカしてしまうあれだ。
友情と恋愛を全く別物の人間関係として考える男性にありがちな心理と
恋愛も友情もひとつの人間関係で囲って比べて考えてしまう女性にありがちな心理。
それがぶつかる瞬間。
しかし今回アスカが重要視しているのはそこではないので論点はそこで定まらない。
「何それ、わけわかんない。どうせあの男だってアンタのこと女としか見てないわよ、
それとも何?アンタは今までのこと全部あの男に話して全部受け入れてもらったわけ?そもそも自分が元男だって言ったの?」
「それは…言ってないけど」
「ホラ、見なさい!」
跋が悪そうなシンジにアスカはフフンと意地悪く笑った。
「だって!そんなこと言ったりしても信じてもらえるわけないじゃないか!!」
「そりゃそうね、常識逸脱してるにも程があるもの。で?人を騙してまでシンちゃんはお友達が欲しいんだ?
男であるアンタなんてこれっぽっちも求められてないのに!」
「…っ」
アスカは的確に、強気に、尚且つ意地悪くシンジを責める。
シンジは中身、シンジ自身が求められていないと言われ、手に持っていた財布を強く握った。

85 名前:インク mailto:sage [2007/10/15(月) 03:17:59 0]
アスカは尚も続ける。
「あの位の年の男なんてセックスができれば何でも良い最低最悪の汚い生き物なのよ!
それこそオバサンでも何でも良いんじゃないの?女ならさぁ!
じゃないとまだまだ全然男みたいなアンタなんてナンパするはずないじゃない。
アンタって雰囲気がぼけぼけしてるから簡単に落とせると思ったんでしょ、
ああー!もしかしてナンパされて嬉しかったの?だからそんなにムキになってんのかしら?
ハッハーン、ついに心まで女の子になっちゃったってワケェ?」
嘘くさい笑顔を作り、ひたすら男という生物を蔑んで、シンジの中身を否定して馬鹿にするアスカ。
最初は知らない相手にシンジが電話番号を教えた事を強く注意、これは例えシンジの精神が男で相手が男でも浮気一歩手前だと警告、
そして絶対に電話にでるな、と言うだけのはずだったのに。
シンジが自分以外の誰かに新しく強く興味を持っているのが気に入らなくて、どんどん言うことが酷くなっていた。
自分で自分の言葉の静止が効かない。
否、自分がある意味被害者で正論者なので止める必要なんてないと思っているのだろう。
なんでこんな魅力的な自分がいるのに他所に行こうとするのか理解できないし、理解したくなかった。
他人への興味を強くすることで、シンジの自分への興味が薄れてしまうのが許せない。
シンジは自分だけを見ていればいい。自分だけを求めていればいい。自分だけに優しくすればいい。
自分だけに奉仕すればいい。自分だけを抱きしめればいい。自分だけを受け止めればいい。
今まで誰も自分を愛してくれなかった分、あなたが全部の愛を自分だけに寄越せ。
そして、シンジがそれを受け入れる事を強制する気マンマンだ。
たとえ自分勝手、ワガママ、人として軸がぶれているといわれても。
完全にそれが叶えば自分だってシンジに優しくできるはずだ。
しかし、それら全てアスカに自覚があるのか、ないのかは、微妙。

86 名前:インク mailto:sage [2007/10/15(月) 03:22:47 0]
「違うよっ!!そんなんじゃない!!大体アスカは男に対して偏見持ちすぎなんだよ!
皆が皆そうとは限らないじゃないか!セ…ッセックスができればそれで良いのはアスカの方なんじゃないの!?」
あまりに非道なアスカに穏やかなシンジも声を荒げた。
がんばって言い返す。
それは見事にアスカの乙女心を侮辱したようでアスカの顔が怒りで赤く染まった。
「…っな、なんですってぇっ!!?あたしは違うわよ!!」
「どうだかね!」
今回は子供のようにムキになるシンジ。
いつも、ほとんどアスカに押されて言い負かされるのだが、時々このように対立してくる。
あれだけ侮辱されて怒るな、というのも難しい。
シンジは聖人君子でも聖母様でもないのだから。
だが、この時々のシンジの言い返しはいつもアスカの癪にさわった。
シンジが妙に的確に痛いところを突くのも要因のひとつではある。
それでなくとも自尊心の強い人間は楯突かれると基本的にひどく気分が害しやすい。
何故なら「自分は悪くない」という意識が基本だから。
同意されて同調されて反省してもらうのが正しいことで、その逆は間違い。
許しがたい。
しかし、人間誰しも心のどこかでは自分は間違っているのではないかという不安が存在しているから矛盾を感じて更に追加でイライラが増す。

87 名前:インク mailto:sage [2007/10/15(月) 03:26:27 0]
アスカは感情に任せて右手を振り上げた。
「〜〜っっ!!」
「…!」
シンジは痛みを予測して目を閉じたが、アスカの手の平が頬に振り下ろされることはなかった。
「………?」
おそるおそるシンジは目を開けた。
目を開けるとアスカは顔を歪めて唇を噛んで、涙を零していた。
振り上げられた右手はかすかに震えている。
胸の膨らみに涙の粒が落ちた。
それはすぐに赤い水着に吸収された。
「…ッ!」
アスカは情けない泣き顔を見られたくなくてシンジに背を向けた。
「もういい…!好きにしなさいよ!!バカァ!!!」
「…アス」
シンジは呼び止めようとしたがアスカはすでに走り出していた。
人波に紛れていくアスカの背中。
どこを目指して走っているのかはシンジにはわからなかった。
おそらく本人もわかっていないのだろう。
「…一体なんなんだよ」
罪悪感と理不尽さに、青い空の下、シンジも泣き出してしまいそうだった。
シンジは目に滲んだ涙を手の甲で拭った。


今回ここまでです
若いっていいね

88 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/15(月) 03:31:17 0]
リアルタイム(*´д`*)ハァハァ
GJ
続きwktkして待ってる



89 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/15(月) 03:33:56 O]
すごい!文章での表現力や、事細かな心理描写、おれに足りないものばかり(;)
もう少し国語勉強しときゃよかった…orz 続き楽しみにしてるんで頑張ってください♪

90 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/15(月) 17:28:04 0]
>>53-77
>>インク氏

乙&GJ

>>87
最後の一行自重w

91 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/15(月) 22:54:40 0]
下位に居てこそ輝く師匠

92 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/15(月) 22:55:53 0]
gobaku

93 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/25(木) 21:50:14 O]
ここにちょろちょろ投下してた名無しだけどなんか思いついたら投下してもOK?

94 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/25(木) 21:57:53 0]
>>93
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
wktkして待ってる

95 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/27(土) 16:00:03 O]
とある日曜日、早朝4時30分、綾波宅にて。

「カチカチ!ドンドン!ガチャッ!ギィィィ〜。」

アスカ「さすがに起きてないようね…」

そこには部屋の奥へ進むアスカの姿が。室内は真っ暗、アスカは手探りでターゲット、綾波レイを探す。

レイ「スー…スー…」
ベッドの上で寝息をたてるレイを発見した。懐中電灯を点けて確認するアスカ。
アスカ「やっぱり寝てる…

起きる気配のないレイに欲情するアスカ。

アスカ「ダメ!…ダメよアスカ!…今はその時じゃないの!でも…少しくらいなら…」

必死に自分と格闘するアスカ。

レイ「スー…スー…」アスカ「ちょ…ちょっとくらいなら、大丈夫よね?」

自分に言い聞かすアスカ。レイの胸に手を当てようとしたその時!レイの目が開いた。


スレタイに背くかも…

96 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/27(土) 16:02:23 0]
背くも何もスレ違い

97 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/27(土) 16:17:33 O]
やっぱり…でも決してアスカ×レイで行こうとしてるわけじゃないんだ…練り直してきます。

98 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/27(土) 16:43:42 0]
だったらその下りまでまとめてうpるといいですよ
というかそれがベター。



99 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/27(土) 17:10:50 O]
申し訳ない…やっぱり練り直してみます!

100 名前:インク mailto:sage [2007/10/28(日) 11:23:42 0]
>>99がんばって

なんでこう、修羅場ものって長くなるんでしょうね
好きだけども
投下します

その後、シンジはカキ氷を買って荷物置き場へと戻った。
ゲンドウは辛くはないのか、ずっと同じあのポーズでシンジに話しかけた。
「…遅かったな」
「…うん、ちょっと」
「そうか」
「…うん…、はい、カキ氷」
「ああ」
重い空気だった。
確実に自分の息子(娘)が気を落としているというのにゲンドウには「どうかしたのか」その一言が言えない。
だって自分が下手に相談にのってシンジを更に傷つけてしまったらどうする?
臆病なゲンドウだった。
シンジはレイにもカキ氷を渡すと最初座っていた位置にまた座り込んだ。
どうやら自分の分は何も買ってこなかったらしい。
「………」
「………」
「………」
誰も話さない。

101 名前:インク mailto:sage [2007/10/28(日) 11:25:07 0]
その暗い空気のまま、時間は流れ、空はオレンジ色になっていた。
「あー楽しかったぁ♪たまには息抜きって大切よねぇ!」
水シャワーを浴びて着替え終わり、帰り支度をしている職員達を背に、すっかり今日一日を堪能したミサトは体を伸ばしながら言った。
この際、明日になったら肌が荒れてそうとかは考えない。
適当に帰り支度の調ったのを確認するとミサトは振り返り、近場にいたシンジに笑顔で言った。
「さて、帰りましょうか」
「………」
「やぁねぇ、何暗い顔してんの?シンジ君あんまり遊んでなかったみたいだけど後悔してるの?
また機会があると思うし、そう暗い顔しないでよ。次からはこんな気分にならないようにする良い教訓になったじゃない」
暗い表情をしているシンジにミサトは的を外している慰めをした。
シンジは目を伏せたまま、テンションの低い調子で言った。
「そういうんじゃないです…」
「?」
じゃあどうしたのか、と首を捻るミサト。
しかしこれといって原因はミサトには見当たらないので
「おっとこのこでしょう!元気だしなさい!元気!!」
取り合えずシンジの肩を叩き、そう言っておいた。
体は女性体になっても心は変わっていないからミサトは以前と同じようにシンジに、少年に対するように接している。
そして、さっさと自分の車(※レンタカー)に乗り込んだ。
職員達も自分の車や同僚の車に乗り込んで、それぞれ発進していく。
ミサトはミラーを見て後部座席を確認した。

102 名前:インク mailto:sage [2007/10/28(日) 11:26:34 0]
「あれ?シンジ君、アスカは?」
来た時には居た少女がいないことに、その時ミサトは始めて気が付いた。
シンジは後部座席の左の方で未だ暗いオーラを纏っていた。
「アスカなら、さっき他の職員の人の車に乗せてもらってましたよ」
「もー。それならそうと先に言ってよね、ビックリするじゃない」
「………」
(ケンカしたのね、アスカとシンジ君)
ミサトは悟ったが、それ以上は何も言わなかった。
使徒迎撃中の時などピンチの時以外に子供のケンカに大人が口出ししてもどうにもならない。
それに、ここ最近の様子を見てわかるとおり、二人は特別な感情を抱きあう仲のようだし。
一緒に住んでいることだし、その内、自分達で仲直りするだろう。
(やれやれ…)
ミサトは頭を二回ほど掻いてから車を発進させた。
もちろん自宅に帰るまでの間、車内では会話は成り立たなかった。
アスカはその頃、他職員の車でカラ元気に振舞っていたが。
マンションに帰った後もシンジとアスカの間にあるのは重い空気。
ミサトは住人が帰ってきたので早くエサをくれと飛び出してきた温泉ペンギン、ペンペンを見下ろし
これからしばらく我が家の空気が悪くなりそうだ、とため息をついた。

103 名前:インク mailto:sage [2007/10/28(日) 11:28:07 0]
――それから数日。
葛城家は明るい話題もなく、三人ともあまり会話をせずに過ごしていた。
「じゃあ私は今日残業だから、二人共仲良くするのよ?」
「………」
「………」
その日は土曜日だったが、ミサトはネルフに出勤する。
色々書類や始末書を溜めているので休日をも利用しないと片付きそうにないからだ。
玄関先でミサトは二人を呼んで苦い笑みを向けたが、対する二人は苦虫を潰したような表情をしていた。
若干、アスカの方が露骨。
「…行って来ます」
「いってらっしゃい…」
「いってらっしゃーい。残業、精々がんばってね」
「言われなくたってわーってるわよ!!」
見送りをもらいミサトは家を出た。
マンションの廊下で肩を落として、親父臭いため息をついた。
そしてこめかみを押さえながら、明日帰ってきても仲直りしてないようなら子供二人を叱ろうと心に決めた。
そろそろ、家の空気に耐えられそうにない。

104 名前:インク mailto:sage [2007/10/28(日) 11:28:54 0]
ミサトが出て行った後、玄関に残されたシンジとアスカの間には更に沈黙と重い空気が流れていた。
ペンギンは冷蔵庫に篭り、関わらないようにしている。
「…あのさ、アスカ」
「何よ」
気まずそうにシンジはアスカに声をかけたがアスカは少し攻撃的に返した。
無視されなかっただけマシだとシンジは思った。
シンジは不器用に愛想笑いを浮かべながら本日の予定について話し始めた。
「僕、今日お昼から出かけるからお昼ご飯どうする?僕が作っていこうか?それとも外で食べてくれる?」
「アラ、シンジ様がお出かけなんて珍しいですわねぇ、どこ行くのよ」
アスカは鼻で笑ったかと思うと、キッとシンジを睨みつけた。
反射的にシンジは目を泳がせてアスカから目をそらしたが、上目使いでちゃんとアスカを見て言った。
アスカに気圧されているのか、少し小声だった。
「…友達と遊びに」
「…友達?」
『友達』という言葉にアスカは眉根を寄せた。
人付き合いの苦手なシンジには、こう言ってはなんだが友達は少ない。
それこそトウジとケンスケくらいだ。
だが、トウジやケンスケをあえて『友達』とシンジがアスカに説明するだろうか。
おそらくキチンと名前を述べるはずだ。
そしてアスカの脳裏に、ここ数日の嫌な空気を作り出した原因である人物の顔が浮かんだ。
しかもヘラヘラと憎たらしい笑みを浮かべている顔。

105 名前:インク mailto:sage [2007/10/28(日) 11:32:30 0]
アスカは両手を握り締めた。
そのままシンジに怒鳴りつける。
「…っ、まさかあの海の男!?あんた本当に連絡とってたの!?ダメよ!許さないんだから!!」
「ゆっ許さないってなんだよ!僕がどんな友達と付き合おうと僕の勝手じゃないか!それにもう約束したんだ!」
「なんでよ!!」
反抗するシンジにアスカはドンッと床を踏みつけた。
その攻撃的な態度にシンジはビクリと身を引く。
「なんでって…」
困ったような、少し怯えた顔をしてシンジはアスカを見た。
アスカははっきりしないシンジのその態度にイラついていた。
ギリリと奥歯を噛んで、少し自分を落ち着けて言葉を発する。
「あんた…本当に何もわかってないのね!なんであたしがこんなに嫌がってるかとか全然わかってない!!もう良い!!
あんたがどんな目にあったとしてももう知らない!!浮気者!インラン!アバズレーッ!!」
…が、言っているうちに結局意味もなくヒートしてしまった。
シンジは聞きなれない汚い言葉に目を丸くして困惑した。
「イ…、ア、アバ…?」
「バカ!!」
最後にそう言い捨てるとアスカは自室に篭った。
海での時とは微妙に状況がことなるが、玄関に取り残されたシンジはまた後を追うことができずアスカを見送った。
シンジはアスカが部屋に篭った後も、しばらく玄関に立ち尽くし眉根を寄せて考えていた。
(ただ…遊ぶだけなのに、なんであんなに怒るんだろう…)
この二人、完全にすれ違っている。

106 名前:インク mailto:sage [2007/10/28(日) 11:34:09 0]
それから一時間、二時間、と時間が経ち午前十一時前くらいになり、自室で自分のベッドに突っ伏すアスカの耳に
シンジの「行って来ます」という声が遠くから聞こえた。
その声にアスカはバッと身を起こしたが、もうシンジは玄関から出てしまっただろう。
唇を噛んで、アスカはまたベッドに突っ伏した。
枕に強く顔を埋める。
アスカは枕の布地を握って力任せに引っ張っているので、今にも枕が裂けてしまいそうだった。
(ほ…本当に行った…あたしがこんなに傷ついてるのに…っ)
綺麗な形をしているアスカの手がブルブルと震える。
「…ッッ、バカにも、ほどがあるわよ…っ」
枕に顔をつけたまま、アスカは忌々しそうに言った。
苛々して仕方がなかった。
そのまま、ベッドで横になっている内に睡魔も襲ってきて、アスカは不貞寝をしてしまった。

107 名前:インク mailto:sage [2007/10/28(日) 11:36:04 0]
「――ん…」
次にアスカが目を覚ました時には、時計が午後二時を表示していた。
昼寝にしては、よく眠ってしまったらしい。
少し顔が浮腫んでいるような感じがしていた。
空腹を覚え、アスカが台所に行くと机の上にはお皿に乗ったおむすびが三個と鮭を焼いたものにキャベツが添えられたおかずがあった。
キチンとラップがかけられている。
それから味噌汁が残っていること、鮭をチンして食べること、冷蔵庫に漬物が入っていることがシンジの字で記されたメモが置いてあった。
そうじゃなければ逆に怖いが、シンジが用意して行ったものだ。
アスカは無表情でしばらくそれを見下ろしていた。
だが、不意にアスカの眉間に皺が刻まれた。
「…誰が食べてやるもんか!!」
そう言い捨てるとアスカはシンジの作り置きして行った机の上のそれらを皿ごとゴミ箱に放り込んだ。
さすがに味噌汁を鍋ごと捨てるようなことはしなかった。
ゴミ箱の前に立ち尽くすアスカ。
そして呟いた。
「…お腹空いたな…」
そう思うのに、冷蔵庫を開ける気も外に食べに行く気も起きなかった。
アスカは椅子に座って、机に突っ伏した。
「…お腹すいた」

108 名前:インク mailto:sage [2007/10/28(日) 11:41:59 0]
今回はここまで
自分にもう少しひとつのことに向ける集中力があれば早くできるんでしょうけどね

今回のおまけ
ふたなりアスカ
htp://pc.gban.jp/m/?p=2082.jpg





109 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/28(日) 11:53:13 O]
お疲れ様です!リアルタイムで読みました!

110 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/28(日) 11:54:14 0]
リアルタイムGJです


111 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/28(日) 15:50:20 O]
アスカ、シンジのコンビニ編書いていいですか?



112 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/29(月) 08:17:20 0]
>>108
乙です。アスカの描写が秀逸すぐる・・・

>>111
wktkして待つ

113 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/29(月) 11:43:47 O]
時刻は夜23時、シンジは無理矢理夢から引き戻された。

シンジ「…何?…こんな時間に…」

シンジは眠い目を擦りながらアスカに訪ねた。

アスカ「起こしちゃって悪いんだけどさ、お腹空いちゃったからなんか作ってよ!」

ため息をついたシンジは立ち上がると台所へ向かった。冷蔵庫、引き出しを確認するも、何もなかたった。

シンジ「ごめんアスカ、今日買い物行けなかったから何もないや…」

あくびを一つし、部屋に戻ろうとしたシンジの腕を掴んだアスカ。

アスカ「コンビニ行くわよ!」

シンジの表情は明らかに嫌そう。

シンジ「こ、子供はこんな時間に外出しちゃいけないんだよ!」

アスカ「な〜に優等生みたいなこと言ってんのよ!」

アスカは鼻で笑うとシンジに着替えるように命令した。


続く

114 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/29(月) 12:39:00 O]
>>113の続き

シンジ「一人で行けばいいのに…」

その言葉を聞いたアスカは激怒した。

アスカ「なによ!あんた、まさかこんなか弱い乙女をこんな時間に一人で買い物に行かせるっての!」

シンジ「あ、アスカおちつてよ、近所迷惑だよ!それに…今は僕の方がか弱い女の子なんだし…」

シンジのオロオロしてる姿を見てちょっと納得したアスカだったが、力ずくで連れて行くことを決定した。

〜コンビニ〜

店員「いらっしゃいませ〜!」

店内を見回したが客は自分たちしかいないようだ。

アスカ「のり弁でいいから!」

そうゆうと、アスカは他の商品の棚へ行ってしまった。

シンジ「はぁ〜…」
ため息をついたシンジは弁当と明日の朝食の材料を買うと、精算するためにレジへ向かった。


続く

115 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/29(月) 12:59:04 O]
>>114の続き

アスカはとある商品の前で足を止めていた。

アスカ「これが…コンドーム…」

ちらっとシンジの方を見るとお金を払い終わり袋を受け取っていた。アスカは閃いた。

アスカ「シンジ〜!」

シンジ「どしたの??」

アスカ「トイレ誰か入ってるみたいだから先にもどるから!これ買っといて!」
そうゆうと、アスカはシンジの持っていた袋を奪い葛城宅へと走って行った。

シンジ「まったく…これなんだろ?」

シンジは渡された箱を見て唖然とした。
シンジ(こ、コンドーム!?そっか…アスカもちゃんと避妊とか考えてくれてるんだ…じゃない!そんなわけない!あのいつもお構いなしのアスカがそんなこと考えるわけがない!困る僕を見て楽しんでるんだ…)

シンジは頭を抱えた。


続く

116 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/29(月) 14:19:19 O]
>>115の続き

無論、アスカは帰ってなどいなかった。シンジの死角となる場所からこっそり覗いていた。

アスカ「さぁ〜て!シンジはどうするのかしら♪」

一方シンジはとゆうと、必死でアスカの悪戯を逃れる手を考えていたが、マンションの鍵を奪われているためやはり買わずには帰れない。外は寒い。中に入れてもらえないと凍えてしまう…

シンジ「す、すみません。これ…ください…」

シンジは顔を真っ赤にして言った。店員は男だ。シンジの容姿は一般的に見ても可愛い部類に入る。そんな女の子が夜遅いコンビニでコンドームを購入…勘違いされる可能性は大だ。

シンジ(恥ずかしい…)

シンジは耳まで真っ赤にしながら、うつむいてモジモジしていた。


続く

117 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/29(月) 14:33:10 O]
>>116の続き

意外とあっさり購入したシンジを見てがっかりしたアスカ。
アスカ「な〜んだ。つまんないの…」

ふと入り口に目をやると、そこには思いもよらぬゲストが2名、コンビニに入っていった。

シンジ(なんとか買えた…)

ホッと胸をなでおろしたシンジに、よく知る人物が声をかけた。

???「シンジ…」
シンジの心臓が一瞬止まった。その声の主に恐る恐る目をやるとそこには父・碇ゲンドウとファーストチルドレン・綾波レイが立っていた。
シンジ「と、父さん!」

シンジはとっさに受け取った袋を後ろへ隠した。

ゲンドウ「こんな夜遅くにどうした?何かあったのか?」

ゲンドウは心配そうに尋ねた。シンジが女になってからとゆうもの、ゲンドウは何かと優しく接してくれている。


続く

118 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/29(月) 15:04:37 O]
>>117の続き

そんな優しい父親にコンドームを買ってたとこなんて見られたくない。否、ばれたらばれたで、何かといろいろ問いつめられそうで恐い。とりあえずはぐらかす。

シンジ「な、なんでもないよ!ちょっとね!そ、それより父さんこそどうしたの!?」

ゲンドウ「あぁ。ちょうどよかった。葛城くんに頼まれたんだ。新しいIDカードお前だけ取りにこなかったから渡しておいてくれ、とな。」

シンジ「忘れてた!わざわざありがとう!」

ゲンドウ「レイを送って行くついでだ。問題ない。」

必死に話題を考えるシンジはもう一人の存在を忘れていた。
レイ「碇くん…これ、何買ったの?」

気がつくと、背後にレイがいた。レイは袋の中を覗いている。シンジの頭の中は真っ白になった。
レイ「コン…。」

レイは黙った。


続く



119 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/29(月) 15:29:23 O]
>>118の続き

シンジはとっさにレイの腕を掴んでコンビニの外へ飛び出した。

ゲンドウ「?」

ゲンドウは手に持っていたコーヒーを精算しにレジへ向かった。

シンジ「綾波!お願いだから父さんには内緒にして!」

必死に頼むシンジにレイは優しく言った。

レイ「どうせセカンドの仕業でしょ…わかってるわ…司令に相談したらどうかしら?」

ゲンドウ「レイ。そろそろ行くぞ。シンジも乗っていくか?」

ゲンドウが車から声をかけた。

シンジ「あの…父さん。」

ゲンドウ「どうした?」

シンジは相談してみることにした。

シンジ「実は…。」
その直後、後ろからアスカの声がした。
アスカ「シンジ!遅いじゃない!心配したんだから!」

なんて恐ろしい笑顔だ…


一旦止めます。続けて大丈夫かな?

120 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/29(月) 15:30:57 0]
自分は大丈夫、続きバッチコイ






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