- 264 名前：(`･ω･´)ｼｬｼｰﾝ [2018/12/01(土) 08:02:48.41 ID:s6DmHHpv.net]
- 統合失調症患者の脳と小麦が与える影響を関連付けた研究は、精神科医のF・カーティス・ドーハンが最初です。
彼の調査は第二次世界大戦中の食糧不足でパンの入手が困難な時期、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、カナダ、アメリカで、
男女とも統合失調症による入院数が減少したのに、終戦後、小麦の消費量が回復すると入院数も増えるという現象が起きたためです。
ニューギニアでは西洋の影響を受ける以前は統合失調症はほとんどなく、住民6万5千人中、統合失調症患者は2人でした。
その後、ニューギニアにも食の欧米化が訪れ、小麦食品が生産、食されるようになると統合失調症患者数が65倍になったのです。
ドーハン博士はこれら現象から、小麦と統合失調症との因果関係の調査を開始します。
1960年代半ば、退役軍人病院に勤務していたドーハン博士らの研究グループは、統合失調症患者に通知せず食事から一切の小麦食品を除外しました。
すると4週間後、統合失調症の特徴的症状が明らかに改善したのです。そこで再び患者の食事に小麦製品を入れると症状はたちまち元に戻ってしまいました。
再度小麦を抜くとやはり症状に改善が見られ、入れるとやはり悪化したのです。
このドーハン博士の研究結果は、その後イギリスのシェフィールド大学の精神科医らが同様の結果を出したことで裏付けられました。
デューク大学の医師によれば、53年間にわたり妄想や幻覚に悩まされ、何度も自殺未遂を図っていた70歳の女性統合失調症患者が、8日間の小麦絶ちで精神疾患と自殺願望から開放されたという報告もあります。
出典 「小麦は食べるな！」日本文芸社
動画 グルテンと統合失調症〜グルテンフリー生活のすすめ〜
https://www.youtube.com/watch?v=YX3Krvl7IqA
精神疾患と食事１
blog.livedoor.jp/beziehungswahn/archives/41068638.html
精神疾患と食事２
blog.livedoor.jp/beziehungswahn/archives/41232157.html
「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事」 三笠書房
「ジョコビッチの生まれ変わる食事」 三五館
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