- 19 名前:考える名無しさん [2025/09/14(日) 10:31:02.62 0.net]
- ベネターは、非対称性論の価値判断を「普遍的な直観」として扱っているが、
存在状態での価値判断の強さを、非存在状態に無理やり適用してるように見える。 「主体が存在する場合」における「快楽の存在は善い」、「苦痛の不在は悪い」という価値判断は、多くの人が合意するだろうから普遍的な主観と言っても差し支えないだろう。 しかし、「主体が存在しない場合」の価値判断は、「主体が存在する場合」と同程度に普遍的とは言えないということを、様々な議論や論文で意見が割れていることが証明している。 故に、ベネターの非対称性論は「普遍的」といえるほど強い合意はない、という結論になる。
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