- 231 名前:考える名無しさん mailto:sage [2016/04/01(金) 09:14:19.06 0.net]
- 男性社会として表象される権力とフェミニズムが補完関係にあることは明白。
周辺的存在とされる同性愛者の問題についてひとまず保留して、異性愛者の 男女の関係を考えると、大多数の男が追求する社会的成功の大きな部分を 占めるのが自分の気に入る女性にもてることであり、他方、大多数の女性が 追求しているのは、社会で成功している男性に愛されて、同性である他の 女性に対して優越感に浸れることなのだから。 社会的な地位や名声がなくても、自分の気に入る女性に愛されるなら満足 できるというのが多くの男性の本音だが、女性が男性に求めるのは、その 男性と一緒にいることで他の同性に対して優越感を感じられることなのだ から、女性と一緒にいられるだけで満足できるような男性は、毛嫌いされ、 見下される。そんな甲斐性のない男性と一緒にいて、周囲の同性から馬鹿に されるよりは、自分が社会的に成功して、自分の周囲の同性に対して優越 を感じたいというのが本音。 男性社会として表象される権力は、男性的な欲望を利用しているだけで、 支配の手法そのものは、実際のところ、極めて女性的。もちろん、男女 格差は存在するが、男性が社会的に成功するのは企業に奴隷的に尽くすこと によってであり、女性が男性に成功を求めることが、その奴隷的奉仕を 支えている。
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