- 105 名前:異邦人さん mailto:age [2020/02/08(土) 09:09:21 ID:r8cNiqT8.net]
- で、これは意見の分かれるところなんだけど、無配当の株と配当株がいいのか、どちらがいいのかと言う問題ですね。
たとえば、会社経営者の立場では3パーセントの配当を実施するのがいいのか、3パーセントの金利で借金をするのがどっちが良いのかという問題ですね。 株の場合は売りっぱなしで買い戻す義務はありません。借金の場合はいずれ返す必要があります。 どちらが良いのかは一概には言えませんが、日本の場合は普通なら借金をする方を選びます。 なんでかというと、株を売ると株主から経営に口出しをされることを嫌がる経営者が多いからです。 最悪の場合は会社自体を乗っ取られる可能性があります。 では、なんで株式会社という仕組みができたのかと言うと、元々は経営と資本の分離をして、資本家は有限責任にしておくのが合理的であると考えたのですね。 で、資本家は配当をよこせというわけですが、配当をするべきなのかしない方が良いのかというのは一概には言えないと思います。 なんでかというと、日本的経営がうまく言ってた昭和時代の話は、株主への配当なんてしないケースの方が多かったからです。 日本で配当志向が強まってきたのは、日本市場に外資が乗り込んできてからであり、その時期は日本経済が長期低迷に陥った時と重なるからです。
|
|