- 314 名前:名無し for all, all for 名無し [2019/06/02(日) 09:07:29.34 .net]
- 「きの食べ」と「わた定」、春ドラマ2大ヒット作の“意外な”共通点
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190602-00041737-otonans-ent 評判が良く、SNSの動きが活発なのは「きのう何食べた?」(テレビ東京系、以下「きの食べ」)、 「わたし、定時で帰ります。」(TBS系、以下「わた定」)の2作。 2作とも、類いまれなる能力を持つ主人公がいるわけでも、特別な世界を描いた話でもなく、 「普通の人が普通の暮らしをしている」というキャラクターと舞台の設定で一致。 「きの食べ」の筧史朗(西島秀俊さん)は安売りスーパーで食費を月2万5000円以内に抑え、 という庶民的なキャラクターを強く印象付けています。 どちらも暗いムードはありません。主人公は深刻になりすぎることも、 無理して頑張りすぎることもなく、周囲に振り回されそうになっても自分のペースを崩すことなく乗り切ろうとしています。 もう一つの共通点は、理想的なパートナーがいて、根っからの悪人が登場しないこと。 「きの食べ」の史朗と矢吹賢二(内野聖陽さん)は、毎日夕食を共にし、けんかをしてもすぐに仲直りできますし、 一方で、無自覚で主人公を傷つけてしまう人物こそいますが、悪意に満ちた人物はいません。 つまり、両作は「普通の人間が普通の暮らしをする」という点ではリアルなのですが、 「理想的なパートナーがいてほとんど悪人がいない」という点ではファンタジーの作品なのです。 「リアルなところがなければ興味が持てない」「シビアすぎて癒やしがないと見る気がしない」といわれる現代視聴者にフィット。 今春に放送されている他の連ドラと比べると、リアルとファンタジーのバランスという点でずば抜けているのです。 だからこそ、両作は「考えさせられるのに、温かい気持ちになれる」 「ストレスなく見られる上に、癒やされる」と評されるなど、視聴後感が良いのでしょう。 もしかしたら、間もなく訪れる2020年代に向けて業界の転機となる作品なのかもしれません。
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