- 474 名前:名無しさん@いい湯だな [2016/03/26(土) 19:56:24.69 ID:lV4Imzmy0.net]
- 山口観光の途中で宿泊してみました。
川棚温泉寿旅館 じゃらんから、スタンダードプラン10800+熱燗1本630+入湯税150。 昭和初期に建てられたとにかくレトロな和風旅館。温泉街の一番高台にあるので見晴らし良好。 玄関のやたら重たい引き戸を開けると、帳場は2階にあるらしく、玄関の内線電話で呼ぶ方式。 階段と廊下また階段を上って、帳場の前の階段を上ってまた階段を上ると和式トイレ付き6畳の間。 これは3階になるのだろうか、古いけど掃除は行き届いている。 広縁の窓からは遠くに響灘と厚島が見渡せて、夕景は美しい。 浴室は帳場の前の階段を上がってギシギシときしむ廊下を渡って行く。 比較的広いタイル張りの展望内風呂、カランが4箇所、内シャワー1箇所。 透明な含ラジウムの無色無臭の弱アルカリ泉の川棚温泉ミックス泉。 ヌルッというよりベタッと肌にまとわりつく浴感。黒い湯の花がいっぱいの温湯。 川棚は湯量が多いので掛け流しとか。夕日を受けてキラキラと綺麗。 料理は浴室の奥の別室。高齢の女将がポータブルコンロで名物温泉豆腐を作ってくれる。 土鍋に温泉と豆腐を入れ加熱してかき回すと、泡だってこぼれそうになると出来上がり。 食べるとトロトロふわふわ。 他に川棚名物の瓦そば、小鍋はアサリ鍋、揚げ物はタラの芽のてんぷらと小ふく(ふぐ)の唐揚げが絶品。 先付け、お造り、酢味噌和えも美味。全体的に手作り感満載で味量ともに十分。 朝食の味噌汁もコンロにかけたアルミ鍋に用意され、お代わりドーゾ、とのこと。 よく言えばレトロ、悪く言えばボロだけど、何せ貸し切り状態だったのでこれ以上の居心地の良さは無し。 夜10時過ぎに風呂に行くと、宿の主人(爺さん)が歌を歌いながら風呂に入って居たりするのはお愛嬌。 上がる時は電気消しといてー、とか言われる。 山陰本線川棚温泉駅から歩いて25分、送迎もあり。 温泉に続く青龍街道は別に普通の幹線道路で風情は無いので、バスか送迎を利用して10分弱。 温泉街は普通の住宅街の奥まったところだが、瓦そばの発祥の店たかせもあったりして、 食事処にも困らなさそう。 翌日の角島のエメラルドグリーンの海と大橋は必見。お天気が良ければ是非。
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