- 442 名前:既にその名前は使われています [2022/03/09(水) 15:37:47.74 ID:D8vgjIBp.net]
- www.playonline.com/ff11/guide/development/vt/20/05-2.html
原初の火の海から、2人の巨人“グ・ダ”と“ド・ヌ”が現れた。 グ・ダは火を踏み固めて大地を創り、鱗を剥がして木々や獣を創った。ド・ヌは身ごもり、やがて多くの卵を産み落とした。その時、流した涙から川や海ができた。 卵からはたくさんの“クゥ・ダフ”が誕生した。しかし、中には他の獣人や人間が出てきた卵もあった。 それはド・ヌが、木々や獣など、グ・ダの創ったすべてを愛おしみすぎたためだった。グ・ダはド・ヌを責めることなく、この子らも育てることを約した。ただし、己の姿を模した、背甲を身に着けることだけは、クゥ・ダフ以外には許さなかった。 ここまで聞いて、僕は衝撃を受けた。もちろん、この物語は誤りだ。だけど、人間と争うために創られた獣人が、不義とはいえ人間を兄弟として教義で認めていたのだ――。 彼らの伝説には、続きがあった。 ド・ヌは、“背甲を持たざる子ら”を、クゥ・ダフと同様に愛しんで育てた。しかし、彼らはそれに満足せず、ある日、寝ている隙にクゥ・ダフを殺し、いくつか甲羅を盗み出してしまった。 それを知ったド・ヌは悲しみのあまり、溶けて沼となってしまった。それを哀しみ、そして怒ったグ・ダは、「いつか我、“闇”となりて舞い戻らん」という言
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