- 477 名前:KN ◆.E2Y/4Nums [2006/01/03(火) 23:53:07 ID:vCY1AtaV]
- 7月25日に自民党の与謝野政調会長が通常国会への人権擁護法案提出を断念する声明を出した頃から、
民主党内部では人権侵害救済法案提出へ向けた動きが慌しくなっていた。 人権侵害救済法案とは、民主党が成立させようとしている人権擁護法案の亜種で、より解放同盟の原案に近いといわれ、 ありとあらゆる面で自民党案よりも最悪と言われていたいわくつきの案であるが、 自民党推進派が弱気になると必ず民主党が「自民党が出さないなら我々が出すぞ」と判で押したように言っていたことから 自民党案を通しやすくするための囮のようなもので、本気で提出しようとしているとは受け取られていませんでした。 だいたい民主党が単独で提出しても国会で可決されるわけもありませんし、7月末ではもう審議時間もとれません。 それよりも何よりも、民主党内にもちゃんと反対派が存在しており、 自民党と同じく反対派を支援している限り、簡単に党内手続きを突破されるようなことはあるまいと予想されていました。 ところが民主党執行部は部落解放同盟への点数稼ぎのためにこの悪法を提出だけしておこうとしたのです。 そして、なんとまともな党内手続きを無視して、7月28日に「次の内閣(w)」という決定機関において簡単に党内了承をとりつけたのです。 この売国勢力への迎合、というよりは服従ぶり、そして、党内民主主義の欠如の露呈によって、 民主党は自民党とは違い、圧力や取引や議論が通用するような相手ではなく、 問答無用で叩き潰さねばならぬ害虫であることが反対派国民の間では共通認識になりました。 そういう次第でありましたので、私も民主党に「法案を国会に提出してはいけない。きっと恐ろしいことになる」と何度も警告したのですが 民主党はその忠告を無視して、8月1日にとうとう人権侵害救済法案を国会に提出したのです。 おりしも参議院では郵政民営化法案の採決直前であり、小泉首相と参院郵政反対派との対立は決定的となり 参院での郵政民営化法案否決を受けての衆院解散という異常事態の現出は不可避の情勢になっており、 そうなると自民党は分裂選挙を戦うことになり、下手をすると民主党政権誕生という事態もあり得る。 そうなると、最悪の人権侵害救済法案も成立したうえ、 党内民主主義も存在しないファシズム政党が日本を牛耳り売国政策を次々と実施していくことになるでしょう。 そうした最悪の事態だけは避けなければならないと、人権法案反対派のネット有志たちが立ち上がり、事態の変化に素早く対応しました。 2ちゃんねる上では民主党政権阻止のための作戦計画が練られ、そのための専用ポスティングスレッド「草の根スレ」が立てられ 街宣部隊も自民党批判から方針を大転換し、民主党批判にシフトし、 ビラ製作部隊も、今までの自民批判色の濃いビラではない新しい、民主批判色の濃いビラの製作に取り掛かりました。 そうこうしているうちに8月8日、とうとう参院で郵政民営化法案否決、同日、小泉首相は衆院を解散、総選挙を行うことになりました。 これにより、民主党の人権侵害救済法案も自動廃案ということになったのですが、そのツケを払わせるための戦いがここから始まったのです。 8月8日の夕刻、衆院解散を受けて有楽町マリオン前で民主党の東京都の候補が集まり第一声を発しようとしたその時、 イラネ氏の乗る街宣車がその場に現れ、マリオン前の大群衆を前に目の前の民主党を徹底的に批判する大演説を敢行。 ここに、反対派国民VS民主党の戦いの火蓋が切って落とされた。
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