- 471 名前:エージェント・774 [2005/05/04(水) 17:19:34 ID:nT6202ov]
- >>467
やはりメディア規制条項と法務省外局であることが、大問題であるかのように書いてるね。 プロ市民連中の反対案と全く一緒だわな。 毎日掲載の事例はあくまでも政治家の犯罪の事例だからメディア規制条項の存在はマズイというパターンだけど、 政治家が関与していない場合のほうが圧倒的に多い。 問題は、政治家が関与する犯罪の場合は規制しないのは当然としても、 それ以外の犯罪の場合はどのように考えるか、という点。 ここの人権蹂躙が過去にも幾度に渡って行われているからこそ、メディア規制条項って案が出てくるんだけど、 その部分については一切触れられていない。 もう1つ刑務官の事例については法務省の外局だから同じ管轄の人権委員会が動くとは思えないという見解だけど、 それは人権委員会が法務省の外局であろうが独立機関であろうがさほど関係ない。 というのは運営が国民によってチェックされる状況が作られているならば、国民による監視が働き、 そういうことが行われなくなると考えることができるから。 ところが人権委員会の委員会の組織や人選その他ものもろについて、 透明で民主主義的な制度で行われるような趣旨は少なくともこの法案からは見あたらない。 すなわち、民主的で透明な運用が期待できない以上、人権委員会を握った人間なり組織なりが、 人権侵害の名目の元何かができてしまうことには変わりなく、 むしろ独立機関となった場合には人権委員会が暴走したときに誰が抑止するのかが分からなくなる。 この法案に反対しているプロ市民の真の狙いは、 この人権委員会を独立組織化し、かつメディア規制条項をなくすことによって、 自分たちに都合のいい人権擁護制度を作ろうとしていることだと思う。 今のままだと、実質法務省に握られてしまう可能性が高いから、 例えば在日関係や部落関係の人間がそう易々と人権委員会に入ることはできない。 ところが独立機関になると人事への監視はほぼ間違いなく働かなくなるから、 そういう人が入り込んでも誰もブレーキをかけることができない。 しかも人権委員などの人選は現状法案から見ても不透明なまま。 要するに現状の法案の内、この2点だけを問題視するってことは、 逆に言うとその他の部分については法案の内容について賛意を示していると見ることができる。 ということはやはりマスコミやプロ市民の狙いは、 人権委員会を誰の監視の目も行き届かない場所に置き、 自分たちにとって都合のいい人権委員会を作るって事なんだと思う。 これは現状の自民党法案よりもよほど危険な見解だと思うが…
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