- 1 名前：本当にあった怖い名無し [2022/07/19(火) 21:40:32.48 ID:msUSVFly0.net]
- これは自分が小学生の時に体験した、奇妙な体験です。私はわりと現実主義なところがありましたが、この体験をしたことにより、本当に神さまは存在するのだということを身を持って知りました。あまり怖くもないかもなので、流していただいてもよいです。ただ、神様はあるいは仏様、あるいはおてんとさんは本当にいるのかもしれめせん。物は大切にしなきゃなと思いました。話は二つあります。
本題に入りますが、その前にこの話を読みやすくするために少し身の上話をします。
自分は2歳から中学3年の冬までとあるカトリックのミッション系スクールにずっと通っておりました。と言っても、信者というわけではなくおそらく親が履歴書と教育のために通わせたのだと思います。それはさておき、学校が少し特殊なだけに授業も学校ならではのものがあります。国語や数学などの一般的な授業の他に宗教という名前の授業がありました。幼稚園の時はそこまで本格的な授業はしてませんが自分用の小さなロザリオという仏教で言えば数珠のようなものを作ります。また、小学生になればまたまた高学年になると今度はわりとしっかりとしたロザリオを作ります。そのまま中学校も上がれば同じようなロザリオをまた作るので計３つ持つことになります。その、ロザリオについての奇妙な話です。ロザリオを作るためのビーズは自分の好きなカラーの一般的なものを使います。でも、十字架は入手先はよくわからないけどガチの物です。また、ロザリオ自体ミサで何度も使ってるのでそれなりの霊気も入ってると思います。クラスメイトはよくアクセサリーにしたりとかして遊んでいたけれど、粗末に扱えば何が起きるかわからない。
ある日、自分は母親と喧嘩をしました。悪かったのは自分の方だったけど、その時は子供なりのプライドから自分の非を認められずむしゃくしゃしたまま自分の部屋に戻りました。それで、とにかく何か八つ当たりしなきゃ気がすまなかった私はあたりをぐるっと見渡した時、たまたま目に机の上のロザリオが入りました。私はそのロザリオを床に投げつけてしまったのです。そのあと、すぐに元の位置に戻せば良かったもののスッキリとした私はそのままにして部屋の電気を消して一度部屋を出ました。その時、なぜかドアがガリガリと何かを引きずるようなすごい音がしたのですが無視してしまいました。
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