- 602 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [[ここ壊れてます] .net]
- もう1は高校の頃 2011年3月11日
その日は学校をサボって自宅にいたんだが例の大地震が起こった 自身の詳細は関係ないから省くけど揺れがあった直後、父親から今すぐに高台に逃げろと電話があった 自宅は海から1Kmも離れていなかった 停電が起こる直前に津波の予想高さが8mっていうのを見ていたから、さすがにまずいと思って母親の運転する車で祖母と3人で逃げることに 山のふもとに車を止めて海の方向を眺めていた 海から山までは直線で5Kmくらいで田舎だから肉眼でも沿岸の防風林を見が見えた しばらくすると ドーン という音と共に防風林の倍の高さくらいまで水しぶきが上がった 防波堤を打ち破った津波が沿岸の住宅地に流れ込んでいた 何件かの家屋が燃えているのが見える その中の一軒の5から10m上空に巨大なミラーボールみたいなものが浮かんでいた 銀色の四角い板をつなぎ合わせたような球体でゆっくりと回っていて夕日に照らされてキラキラしていたのを覚えている 最初は電線が切れてプラズマみたいなのが光っているのかなと思ったけど、明らかに質量を持っているようにみえた 遠目にしか見ていないから目の錯覚かもしれないけど、あれが何だったのかが今でもわからない
|
|