- 1 名前:本当にあった怖い名無し [2020/07/14(火) 13:41:24.30 ID:Ocw69Syae]
- 3歳の頃には周りには見えないと言われている存在が見えていた。
それが幽霊なのかどうか当時は分からず、普段友達と遊ぶような駆けっこや隠れんぼを幽霊に要求しては遊んでもらっていた。
家に帰ると母に「誰と遊んでたの?」と聞かれたが、幼い私は「お兄ちゃん」としか答えられなかったし、名前なんて聞く必要がないくらいお兄ちゃんと遊ぶのが楽しかった。
保育園ではお昼寝の時間があったが、園庭に抜け出したりして頻繁にお兄ちゃんと遊んでいた。 困った担任の先生に母に密告され、これまた霊感の塊のような母にしっかりと注意を受けた。
ある日引越しすることになり、荷物を片付けていた私と母。 テレビに近所でのニュースが取り上げられていた。 『〇〇市の△△山で一家心中』 そこには我が家の裏山、私がお兄ちゃんといつも合流して遊んでは解散する山のことが書かれてました。
ニュースの通り、青いリュックを背負っていたお兄ちゃん、いつも言葉は交わさず遊んでくれていた。
あれから24年、今も霊感がほんのりあるので体験談をいくつか書いていく。 書き溜めてないから亀レスになるかもしれないごめん。
- 2 名前:本当にあった怖い名無し [2020/07/14(火) 14:14:58.39 ID:Ocw69Syae]
- 夏の思い出といえば我が家は毎年海や川へ家族旅行するような家庭だったので、そういったアウトドアな記憶が残っている。
17歳くらいの夏、私高校生だったから、弟2人が海ではしゃいでるのを横目にかき氷食べてた感じでゆったりくつろいでたんだけど、ちょっと海に入ったりしてたので引き上げる時に一応海の家的なとこのシャワールーム貸してもらった。
そっからは普通に家路について夜はガーガー寝た。
足首くらいまでの水と、灰色っぽい肌の女の子が水浸しで三角座りしてこっちを見てる。
そんな夢を見て寝苦しく、バッと何故か目が覚めた。 全然夜中だし暑いし、すぐまた寝た。
- 3 名前:本当にあった怖い名無し [2020/07/14(火) 14:15:24.90 ID:Ocw69Syae]
- 翌日もまたその翌日も同じ夢ばっかり見るので、母に話したところ血相を変えて
「連れて帰って来てるやん・・・その女の子と波長合ってもうてんな」 と言われた。 細部まで話してなかったのに、母には私の夢の景色とかが見えるみたいで、 「こないだの海の家のシャワーのとこで、あんた温水使ったやろ」と。 なんのこっちゃか分からないけど、確かにはしゃいでなかった私は冷えてたので温水を使ったのは確かだった。
どうやら溺れた子を救助した際にその温水を使うんだろうけど、運悪く亡くなってしまう子もいるだろうし、その中のどれかと私の波長が合って夢を通して構ってもらいに来てるらしい。
とりあえず母は霊媒師でもなんでもないからその見えたり感じたことだけを私に話して、後は気にスンナ的な感じでした。 でもそんなこと言われても怖いし気になるしで余計意識するようになっちゃって その晩からもまた謎に怖い系の夢を見てたんだけど、場面的には水浸しの女の子が最初にいたようなシャワールームじゃなくて、普通に学校だったり帰り道だったりデパートだったり、、、とにかく1週間はその子の夢を見てた。
- 4 名前:本当にあった怖い名無し [2020/07/14(火) 14:16:13.75 ID:Ocw69Syae]
- ある日、母親にぶたれて起きた。
私は2段ベッドの上で寝てたんだけど、足元側にクーラーがあって、夜はタイマーにしたりして寝る時には寒くて切ったりしてたんだけど、何故か18度のクーラーガンガンの下に頭、の状態で寝てて唇が紫になってたところを起こされた。ガチでびびった。 母の寝てる部屋の外に室外機があって、普段鳴らないような轟音がしてたから気になって私の寝てるとこへやってきたとのこと。
結構強風モードであったりしたことから朝まで気付かなかったら危なかったんじゃない?とかいう話にもなっていよいよ母御用達のお寺?に連れてかれた。
なんでも若い頃から母も霊障に悩まされたりしてて頼りにするようになった信貴山の○の院というところだった。 そこに一歩入るととてつもなく今まで体が重かったんだなと感じたし、先生らしき人に部屋に通されたら、いくつか立てられてる蝋燭の内の1本だけがメラメラこっちに火の波立てて燃え盛り始めて変な雰囲気だった。 なんやかんや除霊をされて夢は見なくなったけど、ここから先の人生でも○の院にはお世話になることになるのでほんの序章として書いてみた。
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