- 603 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/21(木) 13:10:58.70 ID:4AQhg88A0.net]
- これは私の先輩から聞いた従妹さんの話です。
それは1985年9月12日の出来事でした。 先輩のおじさん一家は夏休みを取って関西の親戚の所へ遊びに行く計画を立てていました。 その家の娘さんは、先輩からは従妹に当たりますが、ご両親の自慢で 頭脳明晰、スポーツ万能という言葉が良く当てはまる快活なお嬢さんでした。 一家は前日までに準備を終わらせ、後は出かけるばかりとなりました。 当日になり、叔父さん叔母さんが起きてくると、従妹さんが起きてきません。 いつもならご両親より早く起きているような娘さんなのに、 こんな日に寝坊するなんて珍しい、と部屋へ見に行くと 従妹さんはベッドに腰掛けてぼぅっとしていたそうです。 声を掛けたところすぐに気付き、一家は一緒に朝食をとりました。 しかし、その後も娘さんの様子がおかしく、目を離すと居なくなったり、 何かしかけてはそのまま呆けているような状態だったそうです。 ご両親もおかしいな、と思ったそうですが、旅行が楽しみで 前日よく眠れなかったのだろう、などと話し合っていました。 出発の時間になり、一家は車に乗って空港に向かいました。 暫く車を走らせた所で、従妹さんが、「頭が痛い」とつぶやきました 一度車を止め、頭痛薬を飲ませましたが治まらず、休憩するなどしましたが 従妹さんの頭痛はどんどん激しくなり。一家は止むを得ず、飛行機をキャンセルして 家に戻りました。家に向かって走るにつれ、娘さんの状態は回復し こんなことなら行っておけば良かったね、などと話し合ったそうです 翌日、一家はニュースでその飛行機が行方不明になったことを知ったそうです 私はキャンセル席に座られた方が居たのかを伺いました。 ご一家も同じことを思われたそうですが、今に至るまで 怖くて調べることができていないそうです 御乗客の方々のご冥福をお祈り致します
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