- 78 名前:本当にあった怖い名無し [2007/08/03(金) 13:46:41 ID:tT5upOfqO]
- >>73
>>76続き 友人は自分が祠から持って来たのだろうと自分の話を全く信じませんでした。そして、帰り際に友人はその菩薩を道路に投げたのです。 その瞬間、車が通過し踏まれてしまい腕と首が折れてしまいました。友人はそのまま帰り、自分は菩薩をどうしたらいいか分からず家に持ち帰り接着剤で修正して、気が付いたら寝ていました。 夜中にフッと目が覚めました。電気を付けたまま寝ていたので起き上がろうとしたら机の上から「カリカリ…カリ」と、何かを引っ掻くような音が聞こえ上体を起こし見てみました。 何か動いている。自分はすっと立ち上がり机の上を見ると、菩薩の回りに黒いススが落ちていて、手を見ると両手とも真っ黒でした。自分は恐怖よりも菩薩が何だか辛そうで、焼け焦げた部分だけ取り除き、枕元に置いて眠りました。 朝目が覚め、部活に遅れそうだったので急いで家を出ました。昼には部活も終わり、家に着いて菩薩の事を思い出し部屋に戻るとまるで消えたように菩薩の姿はありませんでした。
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