- 604 名前:602 mailto:sage [2006/12/01(金) 01:33:13 ID:au5qHUpf0]
- >>603
生老病死のすべてで、当時の人間は今よりずっと生きていくのが苦しかった。 だから、今生で苦労を重ねれば重ねるほど 来世では安楽な生活を送ることができる“はず”、 という輪廻の思想が生まれた。 しかし、釈迦は「そんな連鎖はない」と悟った。 それが「空」であり「悟りを開く」だよ。 だから釈迦は修行をやめ、スジャータから乳粥をもらった。 しかし、きっと輪廻の思想から逃れられなかった当時の人たちは、 釈迦が輪廻の輪を脱して「仏」になったと思ったことだろう。 現代の仏教につながる基礎はこうやって生まれてきたものだと思うよ。
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