- 655 名前:本当にあった怖い名無し [2006/05/22(月) 03:22:27 ID:57K4yrEp0]
- 俺も似た様な経験がある。しかも、これは絶対夢じゃない。
文章下手だから箇条書きっぽく書くね。 ・2002年の年末の日曜日。競艇の賞金王決定戦という大レースの決勝戦だった。 ・場外の船券売り場で1−3−2、1−3−5に5000円ずつ賭けた。発送までまだ時間がある。 ・券をポケットに入れて、コーヒー買ってベンチに座ってたら頭が痛くなった。 ・目を閉じる。周囲のざわめきが遠く聞こえる。自分がフワフワ浮いてる感じ。熱でもあるのか? ・いきなり体を揺さぶられ、起きると自分の車の中。駐車場の警備員に起こされた。物凄い汗。夜になってた。 ・訳が分からず、警備員に色々聞いてみる。 ・俺はうなされていた。それを見て慌てて起こした。午後7時過ぎ。レースはとっくに終わっていた。 しかも、6−3−4の大波乱だったらしい。 ・とにかく、駐車場を閉めるから出てくれといわれ、頭が不鮮明なまま発車して近くのコンビニへ行く。 ・異常に喉が渇いて空腹なのでおにぎりとジュースをレジに持って行き、財布を開けたら物凄い金が入っている。 ・慌てて車に戻り、金を数えると250万以上あった。どう考えてもおかしい。 ・家に帰ってネットを見ると、レースは3連単で500倍。5000円賭けると250万。計算が合う。 ・でも、俺は6−3−4なんて買ってない。上着のポケットには、さっき書いた外れの船権がある。 ・その日は疲れていたのですぐに寝た。次の日、大金は家に置いて会社へ行こうと車に乗る。 ・助手席に置いてあった昨日の競艇新聞を何気なく見て愕然とした。赤いペンで『6−3から買う』と書いてあった。 ・俺は赤いペンなんて持ってない。俺の字じゃない。赤い字の下には俺の予想の『1-3-2、1-3-5』と書いてある。 ・数日間、誰かが金を奪いに来るんじゃないかとビクビクしてた。 ・1年以上経った今でも金はちゃんと机の中に手付かずで残ってる。 ・今でもあの場外売り場の近くを通ると意識がぼやける。
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