- 433 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2010/03/20(土) 00:07:48 ID:M25eHOFr0]
- おれは夢を極めた。夢の中でもそれが夢であると自覚し、思うままに行動できる
。 夢の中は全てが自由で楽園なのだ。唯一自由じゃないのは、五感のうち嗅覚・味 覚が機能しないことくらいか。 最近では朝起きてすぐ、夢の内容を忘れない内に「夢ノート」に書き込むのがマ イブームだ。読み返すとハチャメチャで面白い。 隣りで寝ている弟にこのノートを見せたり夢のことを話したりすると、いつも羨 ましがってくる。 その時は「まだまだ修行が足りないな」と言ってやっている。 弟の目を余所に今夜も枕元にノート、ボールペンを用意し布団に入った。 気が付くと戦場にいた。銃声が飛び交っている。 「よし、夢の中だ。さて今日は何をしようか」 とりあえず落ちていた銃を拾い乱射してみる。 意外と面白くなかったので、意識を集中させて念じた。すると銃はみるみる内に 剣へと変化した。 これくらいはお手の物だ。 目の前の敵に向かって剣を振り回した。 斬り応えが気持ちよく、楽しくなってきて斬りまくった。 最後には蜂の巣のように刺しまくる。 悲鳴が聞こえ血の匂いもしたが、構わず続けた。 しばらくすると段々飽きてきたのでもう今回は眠ることにした。 夢ノートに書かなきゃ
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