- 39 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2010/01/16(土) 08:45:49 ID:C9HaKxVS0]
- TONOっていう漫画家のチキタ・グーグーとかいう作品。
人食い妖怪のラーが人間の少年を飼育するというシュールな内容の漫画で、 人間の死体とかグロシーンも結構頻繁に出てくるんだが、 中でもトラウマというか印象に残ったのが ラーに母親を殺害されたニッケルという男装キャラのエピソード。 ニッケルは強い男の子が次の長になる一夫多妻制の一族に生まれて、 溺愛する母親によって男の子として育てられたんだが、 色々あって命を狙われて死にかけた時に周囲に女という事が露見してしまう。 前々から優秀で立場が強いニッケルに目をつけていた他の異母兄弟たちは、 布団の中で療養中のニッケルを毎晩毎晩みんなで陵辱するようになる。 その異母兄弟たちの中の誰かも分からない子供を妊娠してしまうニッケルだが、 色々あってお腹の中の子供を流産させられてしまう。 ニッケルは今まで母親の仇、そして人間の敵であるラーを憎んで敵視していたが、 そういう目にあってからはラーとも友好的に接するようになり、 さらには「お腹がすいたらいつでも自分の事を食べていい」と笑顔で約束して ラーと親友になってしまう。 同じ人間より、ただ人間を食べるだけの人食い妖怪の方がマシに思えてくる話
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