- 409 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2009/04/03(金) 13:56:26 ID:CcOUW1KY0]
- 専門学生時代に、同級生(でも年上)が高熱で動けないと聞いたのでおみまいに行こうと思ったら
それよりも先に「うつるからきちゃだめ」とメールが入ってきた。 それでも一人暮らしの体調不良なんてろくなものもお腹に入らないだろうからと スーパーで缶詰めとかうどんを買った。また「きちゃだめだからね」とメールがきた。 合鍵は持っていたから、はじめは玄関に袋でも置いて帰ろうかと思ったけど メールを出せる元気があるならやわらかい煮込みうどんでも作る気で彼女の家に行った。 勝手にじゃまするよ〜と部屋に入るとすごい寒い。熱があるからクーラーでもつけてるのかと見たらコンセントが抜いてある。 季節は5月もすぎたころで超あったかい。そういや北部屋でもないのに妙にじめじめしてる。 真っ白な顔されて「だめっつったろー」と言われたけど耳もとで「なにか食べる?」と聞いた途端 彼女が物凄い勢いでベッドの上にげろった。枕元に洗面器があったので慌てて用意してもドバドバ溢れる程出てきて それがやけに透明で臭いもしない。なんじゃこりゃ!食べてないから?でも胃液は臭いはず?とてんぱりながら 背中をさすったけどおさまらなくて、彼女も鼻水たらして涙もぼろぼろ流してるし あんまりひどいからでかいタオルとトイレットペーパーを取りに行った。 戻ったら彼女はけろっとしてて、血色もよくなってる。部屋もいつのまにかぽかぽかしてて西日が明るい。 なにより洗面器には何も入ってないし透明なげろが飛び散った形跡はどこにもない。 「来るなっていったのに来てマジびびったしwwwwでもうつらなくてよかったwwww」 とにかく彼女は元気になってお腹が空いた飯作れと言われたのでうどんを作ってあげた ちょっと恐かった
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