- 322 名前:名無しさん@13周年 mailto:sage [2013/11/03(日) 17:57:54.95 ID:QMnQHvRoP]
- >>315>>316
人身売買の国連調査団が戦前の日本に来て疑問を呈している ------------------------------ これに対し国連調査団は1932年実地調査 報告書に「此の法令(娼妓取締規則第6条)の精神並に目的は常に必ずしも遵 守せられざるものゝ如く、警察当局が警察署に雇主を出頭せしめ、之と廃業希 望者本人又は其の父母親族と協議せしめ、又は本人を壓迫する等の事実は、 屡ゝ本人をして其の年期満了又は雇主に対する債務完済に至るまで貸座敷に止 まらしむるの結果を来す懼れあり」36)と日本政府の主張を疑問視する見解を寄 せており、前借金と娼妓稼業に関連性を見出している。この国連調査団の見解 を鑑みるに、「前借金─娼妓稼業」を不可分と認識するのであれば必然的に廃 業時の自由意志の発揮は困難なものであり、「非人身売買」主張についてかな り懐疑的である様子が窺われる。 1932年の報告書に対して日本政府は、意見書を提出し娼妓取締規則の「有効 性」と自由廃業の「実行性」を主張し、人身売買的要素の否定を繰り返してい る。だがそれが受け入れられる事は無く、1933年「国際連盟東洋婦人児童買売 調査委員会報告書」に於ても矢張り自由廃業の実行性は疑問視されている37)。 www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hss/book/pdf/no93_08.pdf
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