- 746 名前:名無しさん@13周年 mailto:sage [2013/04/11(木) 09:33:43.41 ID:cKx/nVOk0]
- 大日本帝国憲法は、実に日本の伝統的な国家観を具現化していた
1)まず、日本が神(現人神=天皇)と人間(臣民)が作る国であるということが 帝国憲法においては明瞭だ。これは日本の神話、国家建国の理念を反映している 2)次に、神である天皇の権力の発動の機会を、憲法が「天皇大権」としてまとめ、 「制限」した。この発想は権力の暴走抑止という理念を反映している 3)その上で、平時は神に見守られたその元で人間(臣民)たちが国を運営する、 という国家体制を具現化した。だからこの国を動かすのは「大臣」なのだし、 そのような国のあり方は少なくとも鎌倉時代、つまり武士の時代以降の 日本のあり方でもあった。つまり天子は国家運営に介在せず、現実の権力者が 国を支配する、という日本の伝統的なあり方を反映していた 大日本帝国憲法はそうしてみると実によくできている憲法だった
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